| しかもボディカラー含むカラーチョイスはこの1パターンのみ |
BMWが「M5 Edition 35Years(M5エディション 35イヤーズ)」を350台限定にて発売。
BMW M5は初代5シリーズ(E12)には設定されず、二代目5シリーズ(E28)に設定され、1985年にはじめて発売されています。
エンジンはなんと「M1」に搭載されたもので、さらに改良を加えることでM1よりも高い286馬力を発生するという「スーパーセダン」。
これは現代のM5と共通するところでもありますね。
ダークサイドに堕ちたBMW M5
そして今回登場した「M5 35周年記念車」ですが、ボディカラーは「フローズン・ダークグレーⅡ」。
フローズンの名が示すとおりマット仕上げですが、今回販売される350台すべてがこのカラーを身にまとうようですね。
そしてホイールは20インチYスポークを採用し、こちらのカラーは「グラファイト・グレー」。
さらにブレーキキャリパーは「グロスブラック」という、とにかくダークな外装が特徴的。
加えてキドニーグリル、そのフレーム、サイドスカットル、ドアミラー、リアディフューザーはグロスブラックにペイントされていることがわかります(BMWは、ポルシェのように標準仕様とは別の”ダーク仕上げ”のヘッドライトやテールランプを用意しない。しかしこのモデルには装着してほしかった)。
そしてびっくりなのは「なんとモデルネームレス」。
BMWいわく「そのほうがエレガントだし、エンブレムがなくともM5だと誰でもわかる」。
BMW M5 エディション35イヤーズの内装はこうなっている
そしてM5 エディション35イヤーズのインテリアも外装に負けず劣らずな特別仕様。
Mスポーツシートはブラックのメリノレザーで覆われ、ベージュのコントラストステッチ入り。
このベージュと対をなすのはゴールドのセンターコンソールとダッシュボードトリムで(ケブラーのようにも見えるがゴールドカーボン?)、センターコンソールにはホワイトにて「M5 Edition 35Years」のロゴが入ります。
なお、ベースとなるのは「M5コンペティション」。
つまりエンジンは変わらずに4.4リッターV8ツインターボ、出力は617HP、トランスミッションは8速AT。
通常はオプション扱いとなるエグゼクティブ・パッケージそしてMドライバーズ・パッケージが標準装備になる、とアナウンスされています。
今のところ日本市場への割当てや価格について公表はありませんが、これまでのBMW限定モデルを見渡しても、「かなり特別感の強い」一台だと言えそうですね。