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やはりキドニーグリル巨大化!新型BMW X1が発表に。現代BMWのデザイン言語を身にまとい、シャープに、そして力強く

2019/05/29

| ちょっとの変更ではあるものの、その印象は大きく変わった |

先日の新型1シリーズに続き、BMWが新型X1(フェイスリフト/マイナーチェンジモデル)を公開。

ざっと見たところではフロントバンパーの造形が新しくなってエアインテークが大型化され、クローム調の加飾と一体化されたフォグランプが特徴的。
そのほかヘッドライトのデザインが変更され、キドニーグリルも大きくなっているようです。

リア周りも大きく質感が向上

リアだとテールランプ、リアバンパーそしてテールパイプが変更され、最新のBMWデザイン言語を表現したものへ。
なお、リアバンパー下部にはボディカラー同色のアクセントが付与されていますね。

ハイブリッドモデルである「X1 xDrive 25e」には123馬力を発生するツインパワーターボエンジン、94馬力を発生するエレクトリックモーターが搭載され、ガソリンエンジンは前輪、エレクトリックモーターは後輪をそれぞれ駆動。
エレクトリックモーターのみだと50キロを走行することが可能だとされています。

なお、最近のPHEVはいずれも50キロ程度の航続可能距離を持つようですが、これはしばらく前の「(メーカーにかかわらず)35キロくらい」から伸びており、バッテリー性能が向上しているであろうことを伺わせます。

そのほか、X1 sDrive 16dには114馬力の1.5リッター・ツインパワーターボ(3気筒)ディーゼル、231馬力を派生する「X1 xDrive 25i(2リッター4気筒ターボ)」もラインナップ。

そのほかの新装備としては、運転席のみですが「プロジェクター」によって「X1」のロゴが投影される機能も。

インテリアについてはほとんど変更が見られず、シフトレバー、そしてインフォテイメントシステムが追加された程度にとどまり、オプションでコントラストステッチが選択できるようになった、とのこと。

BMW X1はこんなクルマ

BMW X1は現行モデルで「2代目」となりますが、初代(E84)は2009年に登場。
3シリーズと共通のプラットフォームを使用しており、つまりは「後輪駆動ベース」。
正確に言うならば3シリーズ・ツーリングの派生ということになり、そのためか「SUV」というよりも「ワゴン」に近いプロポーションを持っていたように思います。

その後2015年に登場した「二代目(現行)」X1はFRベースからFFベースへスイッチし、プラットフォームは2シリーズ・アクティブツアラー/グランドツアラーと共有することに。

日本市場におけるラインナップとしてはX1 sDrive 18i(423万円)、 X1 sDrive 18i xLine(448万円)、 X1 sDrive 18d xLine(498万円)、 X1 sDrive 18d M Sport(517万円)の4モデル。

X2やX3との競合を避けるためかエントリーそしてそれに準ずるモデルのみの展開となりますが、これを見ると、日本に入ってくる新型X1は「X1 sDrive 16d」が中心となるのかもしれませんね。

なお、こうやって見ると「マイナーチェンジ」ながらもキドニーグリル全体の大きさがかなり(新型では)大きくなっていることがわかり、7シリーズ然り「BMWはこの部分にかなりこだわっている」と言えそうです。※ルーバーも太くなり、より強調されているように思える

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