| BMWは比較的リークされやすいメーカーの一つでもある |
これが確実に「本物」とは判断できないが、限りなく本物だと考えられる
さて、そろそろ発表がなされるであろう新型BMW M3ツーリング。
これはM3初のワゴンということになりますが、海の向こうではかなり高い期待が寄せられており、「最高のMモデル」という呼び声も高いもよう。
そして今回、インスタグラムにてその新型M3ツーリングの(カモフラージュなしの)姿がリーク画像として公開されており、この個体はマットブラックにブラックのホイールというなんともイカツい仕様を持っています。
なお、撮影された画像の質はあまり良くなく、むしろ「今どきこんなに画素数が低いカメラがあるのか・・・」と考えてしまって”フェイク”なんじゃないかと疑ったりしますが、もしかすると撮影社はあらかじめ盗撮を予定し(小型だが性能に劣る)ピンホールカメラなどをどこかに仕込んで撮影したものかもしれません。
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見たところ現行M3と多くを共有
そしてこの画層を見たところ、前後ライト、フロントフェンダーなどは現行M3と共有していると考えてよく、つまりは「新しい個別のデザインが与えられるわけではない」ということに。
それがかえってM3らしさを際立たせているということになりますが、現在の「前評判」を考慮すると、セダンボディのM3よりも人気が出るかも知れませんね。
ちなみにBMWによると、M46時代にもM3ツーリングの発売を考えたことがあるといい、実際に試作車も公開されています。
ただ、E46世代のM3には「クーペ」「カブリオレ」という2ドアボディしか存在せず、これを4ドアにしてさらにリヤハッチを追加するというのはコストがかかりすぎるという判断となり、結局のところ「ボツ」となってしまったようですね。
最新世代のM3ツーリングはそこから22年を経てようやく発売されるということになりますが、当時E46 M3ツーリングの試作に携わった人々にとっては「感慨もひとしお」なのかもしれません。
現行世代のM3ツーリングはもともと予定になかったクルマらしいが
そしてBMW M部門を率いてきたマーカス・フラッシュ氏によると、「新型M3ツーリングはもともと予定になかった」。
つまりBMWのプロダクトポートフォリオに組み込まれていなかった車種ということになり、しかし社内の有志によって試作車が製造され、それを見た上層部が「なかなかいいじゃない」という判断を下し、開発と発売にGOサインが出たと報じられています。
マツダ・ロードスターも同様の経緯にて発売に至ったと聞いていますが、時おり、こういった感じで「熱い志(こころざし)が会社を動かす」ことがあるようですね。
E46世代の「M3ツーリング」コンセプトを紹介する動画はこちら
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参照:wilcoblok, BMW M