BMWアブダビが新しくカスタムされたM4を公開。
コンペティションパックを装着しており、ボディカラーはアトランティス・ブルー、内装はオパール・ホワイトとホワイトウッドで、ステアリングホイールにはMカラーのステッチ入り。
いつものBMWアブダビによるカスタムだとカーボン製のMパフォーマンス・パーツ、ACシュニッツァー製のエアロパーツ(ウイング含む)などが装着されるものの、このM4はいたってシンプル。
ただしコンペティションパックによって出力は19馬力向上して450馬力となり、0-100キロ加速も0.1秒速くなって3.8秒。
そのほかは(コンペティションパックにて)サスペンション、アンチロールバー、ドライビングモードが変更されています。
VIA:CARSCOOPS
BMWアブダビがカスタムの上ジャバ・グリーンにペイントされたM4を展示。
このカラーはインディビデュアル(BMWのパーソナリゼーション・プログラム)にて選べるようですが、60万円ほど追加費用が必要となる模様。
外装はMスポーツのパーツとACシュニッツアーのパーツが組み合わされ、カーボンファイバー製のフロントスプリッターにキドニーグリル、サイドシル、リアウイング、ボンネットなどを装着。
内装はMスポーツのカーボンパーツやアルカンタラ、ステッチなどでカスタムが施されています。
なおエキゾーストシステムはアクラポヴィッチ、ECUチューンによって540馬力まで向上し、0-100キロ加速は4.1秒とのこと。
日頃ランボルギーニやフェラーリ、ブガッティ、ポルシェなどのパフォーマンスに関するニュースを耳にしているので、「これだけ手を入れても0-100キロ加速が4.1秒にしかならないのか」と考えたり、かけるコストを考えるとポルシェ911ターボやランボルギーニ・ガヤルド、フェラーリF430の中古を購入したほうがよほど安くて速いのではという錯覚に陥ったりしますが、あくまでも4秒台や3秒後半というのは「かなり速い部類」であり、3秒台前半や3秒以下というのは「異常」という感覚を忘れてはならない、と思います。
AMG GT Sが登場し、0-100キロ加速が3.7秒、というのを見て”意外と遅い”と感じた時も同様ですが、あくまでもフェラーリやランボルギーニ、ポルシェが特殊だということですね。
かつ、上述のようにチューニング費用を考えるとそれらの中古型落ちのほうがBMWやメルセデスAMGの新車を購入してチューンするよりも安価で速いこともまた事実だと思います(経験上、車を速くするには異常なほどお金がかかるものの、最初から速い車ほどは速くならない。よって高価でも最初から速い車を購入したほうが費用対効果が高く、売却時にも有利。チューニングカーは売りにくい)。
以前にアブダビのディーラーに展示されるグリーンのBMW M4クーペを紹介しましたが、今回はブルー。
ACシュニッツァーのエアロパーツにMパフォーマンスのカーボンパーツ(スロントリップ、サイドスカートエクステンション、ミラーキャップ、キドニーグリル)、チタン製アクラポヴィッチのマフラー+カーボン製ディフューザーを装着しており、ホイールはメタリックグレーに切削加工、さらにはインナーにブルーのラインというこだわりよう。
内装もレッドが用いられており非常に華やかな雰囲気ですね。
使用されるカラー数が多くなっていますが、それでもまとまりは抜群で、上品さすら感じる仕上がりとなっています。