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スバルがWRX STI「S209」発売を明言。前後オーバーフェンダー装着、フロントにはカナード付きのスパルタンモデル

スバルがS209をデトロイト・モーターショーへ。「日本より愛を込めて」

先日スバルは「S209」を商標登録したと報じられましたが、今回スバル自ら正式に「デトロイト・モーターショーにてS209を発表する」、と公開。
これは(今のところ)アメリカ限定モデルとなるようで、そしてアメリカではWRX STIの「S」がつく限定モデルははじめての投入となるそうです(日本で発売されたS207/S208はアメリカでは販売されていない)。

⠀S208よりもアグレッシブなエアロを装着

このS209については詳細が知らされておらず、公開されたのはフロントグリルに装着されるバッジがわかる画像、そしてカモフラージュ付きのモデルが走行する動画のみ。
ただしその動画を見るに、これはS208よりもさらに過激なモデルのように見えます。

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フロントバンパーのサイドには、なんとカナードつき。

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そしてリアにはハイトの高いウイング、そしてオーバーフェンダー。

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フロントにもオーバーフェンダーが装着され、サイドステップにはウイングレット状のパーツも。
ホイール形状は不明ですが、カラーは「ゴールド」っぽく見えますね。

なお、下の画像は450台限定にて発売されたS208ですが、これと比べると、やはりS209は専用のオーバーフェンダーとサイドステップを持ち、フロントにはカナードが装着。

なお、リアウイングについてはS208、S209とも同一の形状を持つようです。

「S20x」シリーズはいずれも数量が厳しく制限された特別モデル

S206は2011年に発売され、バランス取りを行なったピストン/コンロッド/クランクシャフトを持ち、ターボはボールベアリング式に、そしてECU変更にて出力は316馬力へ。

一方シャシーではビルシュタイン製のショックが投入されてハンドリングが向上し、オプションのNBRパッケージではカボンルーフやブラック仕上げのBBSが選択可能であった、というモデル。

S207は2015年に400台限定にて登場しており、328馬力へのパワーアップやステアリングレシオのクイック化、ボディの補強、足回りの強化が施され、「NBRチャレンジ・パッケージ」がオプションで用意されたこと、限定となるものの「NBRチャレンジパッケージ・イエロー・エディション」が設定されたことがトピックです。

S208は2017年に450台限定にて発売されており、SUBARUいわく「Sシリーズ史上最高の性能と質感を実現した究極のドライビングカー」。
エンジンは329馬力にまでパワーアップし、ステアリングギア比は11:1とクイックな設定となっています。

さらにはフレキシブルタワーバー、フロントには可変減衰力サスペンション「DampMaticII」が装備され、前後輪ともアクティブ・トルク・ベクタリングを採用。

ホイールはSTIとBBSとの共同開発による19インチ鍛造が装着され、大型フロントアンダースポイラー、STI製レカロ(RECARO)バケットシート、専用メーターといった専用装備も盛りだくさん。

アメリカ向けのWRX STIはもともと2.5リッター

なお、日本向けのWRX STIは2リッターターボエンジン(EJ20)を持ちますが、アメリカ向けのWRX STIは2.5リッターエンジン(EJ25)を採用しており、これは太いトルクを好むアメリカ市場に合わせたため。

今回のS209がアメリカ市場専用であれば、やはりEJ25をチューンしたエンジンを持つことになりそうですが、仮にこのS209が日本にも導入されることになると、それはやはりEJ20ベースになるのかもしれませんね(日本では、スポーツモデルだとストイックな高回転型エンジンが好まれる傾向にある)。

それでは動画を見てみよう

こちらがスバルによるS209のティーザー動画、「From Japan with Love」。
タイトルがなかなかにイケてますね。

VIA:Subaru

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