| このヘッドライトとグリルとの関係は新しい |
メルセデス・ベンツはフェイスリフト版となる新型AMG E53クーペを発表したところですが、今回紹介するのは「従来型」メルセデスAMG E53クーペのカスタムカー。
これはマイアミ拠点のショップ、RodSpeedがカスタムしたもので、ホイール交換やローダウン、ラッピングなど様々なカスタムがなされています。
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今では珍しいクローム調ラッピング
このメルセデスAMG E53のボディにはカッパークロームのラッピングが施されていますが、今見るとちょっとレトロ。
というのもクロームラッピングは、それが登場し始めた2010年代初めに非常に人気が出たカスタムであり、クローム、ゴールド等様々なカラーが爆発的に流行した反動か、それ以後は下火に(皮革調や、ベルベット調もあまり見なくなった)。
ただ、最近見かけなくなったということで「一周回って」微妙な新鮮さを感じるのもまた事実ですね。
そしてこのメルセデスAMG E53で特筆すべきは「徹底してブラックとカッパーとでまとめられている」こと。
本来クロームが採用されているフロントグリルほかがブラックへと変更されているほか、ドアミラーやルーフもブラックに。
さらに目を引くのはフロントグリルとヘッドライトとの間にも「ブラック」が用いられ、ヘッドライトのレンズもスモークへペイントもしくはラッピング。
これによってグリルとヘッドライトとが繋がっているように見え、独特かつワイドな雰囲気が出ているようですね。
ほんのちょっとのことではありますが、それでも大きく印象が変わるという事例のひとつかもしれず、なんとなくヴィジョンEQSっぽくも見えますね。
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ホイールはヴォッセン製で、センターキャップ含めてグロスブラック(ランボルギーニ・ウラカンに用意されるオプションの”Narvi”っぽいデザイン)。
なお、北米では「ブロンズ」カラーのホイールが好まれる傾向にあるものの、このメルセデスAMG E53の場合は統一性を考慮し、ブラックを選択したということになりそうです。
ウインドウモールやドアハンドル上部もブラックに。
トランクリッドスポイラー、メルセデス・ベンツのエンブレム、「AMG」や「E53」バッジ、もちろんテールランプもブラックへと変更されています。
車高は「かなり」落ちているものの、まだまだ最低地上高は確保できているようですね。
ただ、この状態だと走行に支障をきたすと思われ、エアサスによって走行時には車高を「上げたり」といったこともできるのかもしれませんね。
ブレーキキャリパーもカッパーにペイントされているように見え、全体的に高い統一感を持つカスタムカーだと言えそうです。
VIA: Vossen, RodSpeed