| メルセデス・ベンツはこれまでにも様々な形で映画をサポートしてきた |
おそらくワーナー・ブラザースとの関係は今後も続きそう
サンフランシスコにて行われた、映画「マトリックス レザレクションズ」のプレミアにおいてメルセデス・ベンツが特別展示を行った、とのこと。
これは劇中に登場するメルセデス・ベンツGクラスを、これもやはり劇中に登場する「赤いピル」を模したカプセルに閉じ込めたもの。
これは「青いピルを飲んで無知のまま至福の世界に居続けるか、それとも赤いピルを飲んで真実の世界を知るか(あるいは、第1作でモーフィアスが言ったように、ウサギの穴の深さを知るか)」という選択にちなんだものであり、メルセデス・ベンツは「赤いピル」を選んだということになりますね。
ピルのサイズは長さ12メートル、高さ3.5メートル
このピルのサイズは全長120メートル、直径は3.5メートルもあるといい、メルセデス・ベンツのエメリッヒ・シラー博士によると「Gクラスと赤いピルは非常に相性が良い。どちらも自由、個性、自己決定を象徴しているのです。だからこそ、マトリックス レザレクションを、こういった形によって、注目を集める特別なインスタレーションとしてサポートできることを嬉しく思います」とのこと。
赤いピルの中に展示されるメルセデスAMG G63のボディカラーは「セレナイトグレー」で、これは劇中に登場するGクラス(G550)と同じボディカラーを持っており、作品中ではネオ/トーマス・アンダーソン(キアヌ・リーブス)とトリニティ(キャリー=アン・モス)が、「マトリックス」から脱出するために使用されるようですね。
メルセデス・ベンツと映画とは「強固に」結びついている
なお、メルセデス・ベンツと映画とは密接な関係があり、同社初のSUV「Mクラス」は映画「ジュラシック・パーク」にてその姿を披露しており、その後の作品にも「GLEクーペ」が登場するなど、現在に至るまでその関係は継続されているもよう。
さらには、新型Gクラスを発表する際には「時を経ても変わらない(時に淘汰されない)」ということをアピールするため、ジュラシック・パークにおける重要な存在であった「琥珀に閉じ込められた蚊」を再現すべく、琥珀を模した樹脂の中にGクラスを閉じ込めたことも。
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メルセデス・ベンツによれば、「映画というメディアは、ブランドや製品のコミュニケーションを非常にエモーショナルな形で実現し、しかもある程度不滅なものにすることが可能です。私たちは約20年にわたりワーナーブラザーズと密接なパートナーシップを築いてきました」とのことで、これからもメルセデス・ベンツはその勇姿をスクリーンにて見せてくれることになりそうです。
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