ポルシェらしさが感じられ、そしてミッションEコンセプトの面影が残るデザインに
ポルシェ・タイカンの購入に前向きな姿勢を見せている人(ポルシェの用意したアプリケーションに登録した人)は世界中で2万人いると言われますが、今回ポルシェがその登録者に対して「タイカンのイラスト」をメールにて送信しています。
タイカンは2015年に「ミッションEコンセプト」として発表されたクルマの市販モデルで、そこからは「ドアが観音開きではなく通常の開閉方法になったり」といくつか現実的な変更がなされているものの、イラストを見るに、市販モデルでは「おおよそ」そのイメージをキープすることになりそうですね。
まだまだわからない、実際の「タイカン」のデザイン
なお、ミッションE系については、後にワゴンタイプの「ミッションEクロスツーリスモ」が発表されていて、こちらはすでに「市販可能な」レベルのデザインを持っていて(ドアも観音開きではない)、かなり”現実的”。
そしてポルシェの属するフォルクスワーゲングループは、つい先日メディア向けのカンファレンスを開いていますが、この際の画面に表示されたのが「タイカンの市販モデルっぽい」クルマ。
ただ、今回ポルシェが顧客に送信したイラストではフロントにエアインテークがなく、そしてこちらのイラストのほうが(購入希望者に送るくらいなので)市販モデルに近いと思われ、9月に発売されると言われるタイカンのデザインは「これで決まり」なのかもしれませんね。
上の画像はリアの公式スケッチですが、フロント同様、「バンパー下半分」のデザインが変更に。
ただしおおむねミッションEコンセプトの雰囲気を残していて、このイラストの雰囲気を実現できるのであれば「けっこうイケてるんじゃないか」とも思います。
そしてこちらはタイカンのプロトタイプ。
今回送信されたイラストそしてミッションEコンセプトほど「ワイド」ではなく、サイズとしては「パナメーラと911との中間」あたりで、つまりけっこうコンパクトなクルマではないか、と思われます。
ただし実際に発表されてみないと「わからない」のがニューモデルの常であり、その発表が待ち遠しいクルマでもありますね。
VIA:Tycan Forum