| ミラージュGTはそれぞれ顧客の指定したスペックにて製造されており、同じ仕様は存在しないとされている |
さて、ドバイには数々のスーパーカー/ハイパーカーが(個人やショップにて)多数保管されていることが知られていますが、今回はゲンバラによるポルシェ・カレラGTのコンプリートカー「ミラージュGT」が販売中。
なお、このミラージュGTは25台のみが製造されており、いずれの個体もオーナーの好みに合わせた独自の仕様を持っています。
少し前には(サッカー選手の)サミュエル・エトオが所有していた個体が競売に登場していますね。
-
オーナーはサミュエル・エトオ!わずか3台のみが生産されたゲンバラ・ミラージュGT”ゴールド・エディション”が競売に
| ゲンバラGTそのものはポルシェ・カレラGTをベースに25台がリリースされている | ポルシェの過激チューンで知られる「ゲンバラ」。そのゲンバラはかつて、ポルシェ・カレラGTをベースにした「ゲンバラ ...
続きを見る
このゲンバラ・ミラージュGTが販売されているのはドバイのエキゾチックカーディーラー
なお、このミラージュGTが販売されているのはドバイのエキゾチックカーディーラー、Alain Class Motors。
ボディカラーはマットブラック、そしてヘッドライト内部のベゼルやホイールにはレッドのアクセントが用いられており、なんともモノモノしい印象ですね。
前後バンパー、エンジンカバー、リアウイングやルーフ、サイドステップなどが専用デザインに置き換えられ、ホイールも専用デザインが採用されています。
テールパイプは「4本出し」。
エンジンは5.7リッターV10(ノーマルと同じ)、しかしラムエアシステムとステンレス製エキゾーストシステム、そしてスポーツ触媒、オリジナルプログラム採用のECUが与えられることで出力は645HPへ。
ボディ上の「グレー」に見える部分はマット仕上げのシルバーカーボン。
ドアミラーステーもマットカーボンですね。
ゲンバラ・ミラージュGTのインテリアはこうなっている
そしてこちらはミラージュGTのインテリア。
エクステリアに比較するとレッドが多めな印象ですね。
ステアリングホイールは専用品となり、ダッシュボードやセンターコンソール、シフトノブはシルバーカーボンへ。
シートもカーボンシェルが採用され、ヘッドレストにはゲンバラ創業者、ウーべ・ゲンバラ氏のサインが刺繍にて再現されます。
ちなみにウーべ・ゲンバラ氏は資金繰りのためにマフィアからお金を借りたとされており、しかし返済に窮したためか拉致され、その後に殺害された状態で発見されるというショッキングな最後を遂げたと報じられていますね。
ゲンバラ・ミラージュGTの動画はこちら
現在Shmee150氏はドバイを訪問中のようですが、実際にこのミラージュGTをドライブしています。
合わせて読みたい、ゲンバラ関連投稿
-
なぜ今?ゲンバラが2006年に生産を終了したポルシェ・カレラGTのコンプリートカー「ミラージュGT」の新車を発表
| 内外装には”今風”のカスタムが施される | ゲンバラはポルシェのチューンにおいて長い歴史を誇り、カレラGTといった希少モデルまでも手がけることで知られます。そしてなぜか今になってカレラGTのコンプ ...
続きを見る
-
【動画】世界に一台、エンツォフェラーリベースのカスタムカー「ゲンバラMIG-U1」。その他カレラGT”ミラージュ”3台がドバイの砂漠に集う
| MIG-U1は「世界に一台」といえど、あまり値が付きそうにない | 様々なスーパーカー、ハイパーカーを世界中から紹介してくれる女流ユーチューバー、スーパーカーブロンディさん。今回は中東からなんと「 ...
続きを見る
-
ゲンバラが911改スーパーオフローダー「アヴァランチ4×4」の発表を予告!ポルシェがやらないならゲンバラがやる!
| ゲンバラは今、内紛によって揺れ動いている | さて、内部分裂が続いているゲンバラ。つい最近、ゲンバラ創始者であるウーベ・ゲンバラ氏の実子、マーク・フィリップ・ゲンバラ氏が「独自設計のハイパーカー」 ...
続きを見る