| スマート・フォーツーにとことんブラックなスペシャルエディション |
立て続けに限定モデルを発表するスマートですが、今回は「ピュアブラックエディション」を発表。
これはパリ・モーターショーにて初公開したもので、その名の通り「ブラック」をテーマにしたスペシャルエディション。
ボディカラーにはマットブラックを採用し、これにグロスブラックのサイドステップ、リアスポイラー、ホイールを組み合わせるというオシャレな仕様で、フロントバンパー、フロントグリル、ホイール、リアディフューザーの一部にはレッドがアクセントとして採用されています。
パワートレーンは三種類
エンジンは898ccもしくは999ccで、前者は89馬力、後者は71馬力。
さらにはエレクトリックモデルの「EQ(80馬力)」も選択できる、とのこと。
現在、スマートのボディ形状は2人乗りの「スマート・フォーツー」、そして4人乗りの「スマート・フォーフォー」の2つ。
かつては2人乗りのスマート・フォーツーの人気が高く、日本では中古車もけっこうな高値を付けていたものの、現在では「フォーフォー」のほうが人気が高いようですね。
これにはおそらく「フォーフォー」の実用性の高さが起因していると思われ、というのも現行スマート「フォーフォー」はルノー・トゥインゴとプラットフォームを共有しており、「普通に使える」クルマになったため。
一見「スマートとルノー」との接点は無いようには思えますが、スマートの親会社である「ダイムラー」グループと「ルノー日産・ミツビシ」アライアンスとは協力関係にあり、メルセデス・ベンツはブランド初のピックアップトラック「Xクラス」については日産ナヴァラの車体を利用していますし、新型Aクラスのエンジンでは、日産GT-Rのエンジンに採用されるシリンダー内コーティング技術を使用しています。
よって両ブランドのつながりがあるのはごく自然なことで、今後も何らかの「やりとり」があるかもしれませんね。
話をスマート・フォーツー・ピュアブラック戻すと、内装も限りなくピュアブラック。
ブラックレザーにレッドステッチというインテリアですが、シートやステアリングホイールのパンチング加工の奥には「レッド」を配置するなど、高級車顔負けのデザインを持っています。
メルセデス・ベンツはかなり早い段階で「マット」を市販車のボディカラーに取り入れたメーカーで、スマートにおいても(スペシャルエディションではありますが)マットを選択できるようになったのは嬉しいことですね。
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日本向けにスマート特別仕様が登場。「マキアート/エスプレッソ」
日本市場において、スマートの特別仕様車「スマートカブリオ マキアート エスプレッソ(smart cabrio macchiato espresso)が登場。
これは2017/3/31までの期間限定にて販売されるもので、「人気のボディカラーにベージュのソフトトップを組み合わせた」カラーが特徴です。
ボディカラーはクリスタルホワイトもしくはディープブラック、トリディオンセーフティセルやフロントグリルはボディカラー同色。
文字通りコーヒーとその泡やミルクをイメージしたものと言えそうですね。
なお今回の新発売に合わせてメルセデス・ベンツでは下記の通りキャンペーンを行う、とのこと。
今回の発表にあわせて、メルセデス・ベンツのブランド情報発信拠点「メルセデス・ ベンツ コネクション(東京/大阪)」において、本日から特別仕様車の展示および期間限定*でのSNSキャンペーンを開催します。同キャンペーンでは、展示車両の写真をソーシャ ルメディア等に投稿いただいた方を対象に、“macchiato”および“espresso ”をコンセプトに開発したオリジナルクッキーを先着数量限定でプレゼントいたします。
2月7日から2月28日迄実施
メルセデス・ベンツ日本
メルセデス・ベンツ日本株式会社〒140-0002東京都品川区東品川四丁目12番4号 品川シーサイドパークタワー smart - A Daimler Brand
Press information
2017 年 2 月 7 日
ファッショニスタに朗報。スマートがカスタムカラー対応になり、ワンオフモデルが公開に
スマートとブラバスが、スマート向けにカスタムプログラム「テーラーメード」を開始。
そのプロモーションとしてスタイリスト、ヴェロニカ・ヘイルブルナーさんがデザインしたスマート・フォーツーを披露しています。
ネイビー(ヴェルヴェット・ブルー)のボディカラーにゴールドのホイールを持っており、内装はブラックレザーにレッドのアクセントと極めてシンプル。
ぼくが以前に乗っていたポルシェ・ボクスター同様のカラーですが、この二色はトーンを合わせるのが非常に難しいと思います。
この車両はワンオフとなり「メルセデス・ファッションウィーク」にて展示されるとのことですが、同様のカラーリングは上述の「テーラーメード」にて選べる、とのこと。
トリディオン・セーフティ・セルをあえてボディカラーと同色化しているところはなかなか面白いですね。
内装は異常にクール。
シフトノブ上部にはルビー風の樹脂が使用されています。