
| さらにフォルクスワーゲンは「防衛産業」をターゲットにこのソーセージを売り込むもよう |
ちなみにこのソーセージは型番が付与される「純正パーツ扱い」でもある
さて、フォルクスワーゲンは「中国での不振」「EVが思ったように売れない」ことから創業以来最大の危機に直面しているとされますが、グループ全体で大規模リストラに踏み切ることが発表されています(VW本体では2030年までに35,000人をリストラ、ポルシェは4,000人、アウディは7,500人のリストラ計画を発表している)。
そしてその一方、フォルクスワーゲンは「ソーセージの生産を増やす」というコメントを出しており、つまりは「ソーセージの助けを得て業績を回復させる」ということに。
なぜフォルクスワーゲンがソーセージを?
これについてはちょっと説明が必要で、まずこのソーセージはフォルクスワーゲンの社員食堂にて提供されているものですが、同社の社員が顧客のもとを訪れる際に「おみやげ」として買っていったところ人気を博し、その後「正式にフォルクスワーゲンの製品として」型番を与えられてパーツリストにも掲載されているという”人気商品”。
しかもこのソーセージはOEMではなく、フォルクスワーゲンの自社工場(ニーダーザクセン工場)にて生産されるという、”れっきとした”純正品でもあるわけですね。
実際のところ数量ベースでは「フォルクスワーゲンが生産するクルマよりも多く売れている」というので相当な規模で生産されていることがわかり、フォルクスワーゲンがこのソーセージに頼りたくなる気持ちも理解できようというもの。
なお、このソーセージについては、「食べ過ぎによるメタボを誘発する」という理由から生産と販売が終了するとも報じられていたものの、今回の報道を見るに「生産が継続されていた」ようで、今後はさらに増産のうえ、防衛産業への進出(つまり軍隊に納める)も視野に入れているといい、この目論見が成功し、そして世界進出を果たすことになれば、いつの日かフォルクスワーゲンは自動車メーカーではなくソーセージ会社として知られるようになるのかもしれません。
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参考までに、このVW製ソーセージは(いかにカタログリストに乗っているといえど)法規の関係からか日本国内へと輸入することができないそうで、しかし唯一の例外として「豊橋のPDIセンター」で食すことができるといい、機会があれば見学を申し込むついでに食べてみたいと思います。
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参照:中央日報