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北米にてアルファロメオ4C「クーペ」販売終了。「スパイダー」は延命なるも将来的には消滅

2018/07/04

| アメリカにてアルファロメオ4C”クーペ”販売終了 |

アルファロメオのプロダクトマネージャー、ダニー・プリット氏がカーメディア「モーターオーソリティー」に語ったところでは、「2018年モデル限りで、アルファロメオ4Cクーペはアメリカから撤退」とのこと。
幸いにして4Cスパイダーは「残留」となるようですが、アメリカでは4C自体がほぼ売れておらず(アメリカ人にとっては排気量が小さいすぎるのだと思われる)、しかしどちらかを残そうとなったときに「スパイダー」が選ばれたということになります。※あわせて選べるオプションも削られる

アルファロメオ4Cは段階的に縮小?

アルファロメオ4Cは2014年に発売されていますが、カーボンモノコックフレームを採用していることが最大のトピック。
エンジンは1.85リッター4気筒で、「4C」の車名は「4シリンダー」から。
欧州仕様では重量900キロを切るスパルタンなスポーツカーということで発売当初は大きな人気を博したものの、一定層へと渡ってしまうとその後の新規需要を喚起できなかったのか、ジリジリと販売が下降している、という状況です。

その後、カーボンモノコックフレームを焼成する窯の契約の関係か「次期モデルはない」とウワサされたり、反面「次期4Cの開発に着手」とも報じられ、いまひとつ「今後」が定まらなかったモデルでもありますね。

しかしながらアルファロメオは先日「2022年までのプラン」を公表しており、その中に「4Cがなかった」ことからも将来的に4Cがラインアップから消えてしまうであろうことは想像可能。

代わりにアルファロメオは4Cと同じくカーボンモノコックシャシーを持つ「新型8C」をミドシップにて登場させると公式に発表。
さらにこの新型8Cはフロントをモーターで駆動する「ハイブリッド4WD」となり、出力は700馬力、0-100キロ加速は3秒以下となる予定です。
あわせてアルファロメオは「GTV(グランツーリスモ・ヴェローチェ)」を復活させる計画も公表しており、こちらも4WD、そして600馬力を誇るハイブリッドカーだとされていますね。

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VIA:Motorauthority

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