| そういえば「イエローとレッド」は一般的なのにオレンジのアバルトはあまり見た記憶がない |
ボクとしては「695トリブート・フェラーリ」を復活させてほしいところだが
さて、ぼくがずっと欲しいと思いながらも未だに購入に至らないアバルト595 / 695(なぜかそういったクルマも多々ある)。
そんなアバルトですが、2023年のラインアップを一部変更するとともに、「アバルトとフィアット131レーシング・ボルメトリコ・アバルトの歴史的なつながり」にインスパイアされたボディカラー”オレンジ・レーシング”を導入すると発表。
このオレンジ・レーシングは(本国だと)2023年モデルのアバルト595と695の両方にオプションとして設定されるようですね。
なお、アバルトは2023年にEVを発表しエレクトリックブランドへと移行するという話があったものの、今回あらたに2023年モデルが発表されたところを見ると、電動化ブランドへの以降は「もうちょっと先」になるのかもしれません。
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2023年モデルのアバルトは「トゥーリズモ」と「コンペティツィオーネ」の2種類
今回アバルトが発表したプレスリリースによると、2023年モデルのアバルトは「トゥーリズモ」と「コンペティツィオーネ」の二本建てになるといい、つまりはベーシックな「F595」が消滅する可能性も。
加えて595と695両方に「トゥーリズモ」と「コンペティツィオーネ」が設定されるということなのかもしれませんが、現段階ではモデルライナップの詳細やスペックが公表されておらず、このあたりは追っての発表を待つ必要がありそうです(さらに、日本ではどうなるのかわからない)。
ちなみにこれまでの595と695との違いについて、それは主にエンジンパワーにあり、595では165馬力、695では180馬力となっていて、695ではコニ製FSDショックアブソーバー、ブレンボ製ブレーキシステムといった装備が与えられています(オプション設定の場合もある)。
話を2023年モデルのアバルト595 / 695に戻すと、「トゥーリズモ」では、ブラックレザーシート、17インチアルミホイール、トゥーリズモバッジを装備し、スタイルと快適性を重視したモデルという性格を強めています。
一方のコンペティツォーネでは、サベルト製カーボンシート、17インチコンペティツォーネ・アルミホイール、リミテッドスリップディファレンシャル、コンペティツォーネバッジなど、スポーティなパフォーマンスを実現するための装備が与えられているようですね。
アバルト595 / 695にはこういったオプションが提供される
オプションとしては「クルマにさらなるテクノロジーを求めるお客様のための」テック・パックが用意され、こちらは7インチのナビゲーションシステムとオートエアコンが含まれます。
もう一つ用意されるコンフォートパックは、「あらゆる場面で際立つプレミアムな機能を求める顧客向け」に設計されているとれ、Beats製オーディオシステムやキセノンヘッドライトが装備されている、とのこと。
これらオプションは、アバルト595と695の両方ににて選択でき、コンバーチブルとハッチバックのボディタイプ両方に装着可能ですが、レコードモンツァ・ソブラポスト・エグゾーストといったパフォーマンス系オプションは695専用となるようですね。
なお、アバルト695というといつも「トリブート・フェラーリ」を思い出し、ぼくとしてはこちらの再販を望むものの、フェラーリがフィアットから分離した今となっては「望み薄」なのかもしれません。
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