| このウニベルソ・フェラーリはわざわざ訪れるだけの価値はある |
本社スタッフによる情熱的な解説がついており、これまでには知らなかった事実も
さて、韓国・ソウルにて開催されたフェラーリの公式イベント、「ウニベルソ・フェラーリ」へ。
これは「フェラーリとはなんぞや」というものをその歴史から今に至るまで実車とともに紹介するものであり、「レース」「クラシケ」「コミュニティ」「テーラーメイド」「最新ラインアップ」の5つのゾーンにて実車を交えつつ紹介するとともに、最後はローマ・スパイダーのお披露目にて締めくくるというイベントです。
ここでその内容を紹介してみたいと思います。
ウニベルソ・フェラーリの会場は東大門DDP
イベントとなったのは東大門DDP(東大門デザインプラザ)で、この一角をフェラーリが借り上げてこのイベントを開催する運びとなったわけですね。
そして会場の入り口はこう。
ここで中に入るのにちょっと問題が生じてしまい、このイベントは事前に登録した人しか入れないのですが、なぜか(事前に登録されているはずの)ぼくの名前がリストになく、入り口で「お前誰よ」となってあやうくつまみだされそうになってしまうことに。
そこで「いやいやそんなはずはないからもう一回見てよ」といいつつ押し問答をしているところ(入れないかと思ってちょっと諦めた時に)に登場したのが現地のフェラーリディーラーであるFMKの偉い人で、その人が(どうやったのかわからないのですが)事態を収拾してくれて中に入れることとなっています。
このイベントはセッション制となっており、ぼくのセッションは午後6時半からとなっていたため(ちょっと早く着いた)、時間までにはウエイティングルームにて待機し、その後時間になったらスタッフの後に続いて会場内へ。
入り口に入るとそこはもう外部と隔絶された「フェラーリの世界」となっており、この壁に書かれたメッセージはエンツォ・フェラーリの名言「ベストなフェラーリとは、この次に登場するフェラーリである」。
そして一番最初の部屋はフェラーリを象徴するF1、そしてフェラーリ史上もっとも成功したF1マシンのひとつでもある「248F1」。
もちろんフェラーリ本社からやってきたスタッフによる解説もついています。
その次は「クラシケ」。
250GT、F40、エンツォフェラーリ、512BB、F50が展示されており、ここではいかにフェラーリがそのオリジナル性を重んじるかという解説が行われます。
やはり別格の迫力を誇るF40。
F50も負けず劣らずのオーラを発していますね。
エンツォフェラーリに・・・。
250GT。
その次は「コミュニティ」に移り、フェラーリの開催するカスタマー向けモータースポーツ活動(コルセクリエンティやコンペティツォーニGTなど)についての紹介と車両の展示。
こちらは488ピスタ「ピロティフェラーリ」。
488チャレンジEVOに・・・。
サーキット走行専用モデルの488GTモディフィカータ。
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このフェラーリ488GTモディフィカータはなかなかに興味深いカラーリングを持っており・・・。
バンパーにはドクロマークも。
そのほか、市販車の開発に用いたプロトタイプなども展示されており、こちらはエンツォフェラーリの開発に使用された「M1」。
前後にはオーバーフェンダー、そしてリアには巨大なエンジンフードが装着され、異様な迫力を感じさせます。
エンジンカバーはこう。
リアはブリスター、フロントには後付けのオーバーフェンダー。
こちらは空気抵抗を視覚化した「スピードフォルム」。
ウワサには聞いていたものの、実際に見ると「おお」という感じ。
数分の一サイズの模型ではありますが、非常に良くできています。
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こちらは風洞実験用の模型(SF90スパイダー)。
ちなみに各部のポッチはセンサーを埋め込む部分なのだそう。
やはり細部に至るまで実車同様に作り込まれています。
この他の画像はFacebookページのアルバム「ウニベルソ フェラーリ(Universo Ferrari)」に保存中。
ウニベルソ・フェラーリ(Universo Ferrari)を訪問してきた際の動画はこちら
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