｜ フェラーリF40は何から何までもが特別なクルマだった ｜
そしてその特別さがフェラーリF40を形作っている
さて、フェラーリF40は「スペチアーレ」の中ではひときわ多い生産台数を誇りますが（1,311台）、それにもかかわらず非常に特別な存在として認知されています。
その理由はひとえに「そのままレースに出ることができるロードカー」というコンセプトのもと開発され製造されたスパルタンさにあると考えられ、このほかにも「ボディカラーが1色しかなかった」「フロアカーペットが存在しない」「パワーステアリング、ブレーキブースター、ABSなど運転支援デバイスが一切存在しない」といった特徴も。
そして今回は英国のフェラーリ・スペシャリスト、DKエンジニアリングがF40知られざる側面に焦点を当てた「取り扱い解説動画」を公開することに。
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フェラーリF40はこんなスパルタンなクルマである
なお、DKエンジニアリングはこれまでにもフェラーリF40のほかポルシェ911 GT1、パガーニ・ゾンダ、メルセデス・ベンツCLK GTRなどの「超」がつくレアカーのレビューを公開していて、そして今回のF40のレビューとなるわけですが、DKエンジニアリングのストレージには恐ろしい数のF40が鎮座しており・・・。
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そしてDKエンジニアリングが解説する内容を見てみると、F40には2種類のキーが付属し、ひとつはイグニッション用のキー、そしてもうひとつは「ラウンドキー」と呼ばれるもので・・・。
こういったカウルや給油口を開くために使用するのだそう。※給油キャップの独特の操作についても紹介されている
そのほかフロントフードの取り扱いの方法や・・・。
インテリアだと各種スイッチの操作方法なども。
F40のヘッドライトを操作する時が来るとは思えないものの、知っておいても損はないかもしれません。
そのほか、初期モデルのみの特徴である「塗装のマスキング」や・・・。
ケブラー製のドアインナーパネル、手動式昇降ウインドウ、ドアインナーハンドルのかわりに「それを引っ張ることでドアを開く」ケーブルなども。
そして付属のバッグや説明書に・・・。
車体構造についても紹介してくれます。
そしてリアフードを支えるのは一本の「棒」。
何から何までもが特殊なクルマではありますが、その特殊性すべてが「F40をF40たらしめている」ということになりそうですね。
F40の操作方法を詳しく解説してくれる動画はこちら
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参照：DK Engineering TV（Youtube）