| アヴェンタドールのチューニングカー、その名もS-PRESSO(エスプレッソ) |
ドイツのチューナー、ホイールズアンドモア(Wheelsandmore=WAM)がランボルギーに・アヴェンタドールSロードスターのカスタムを公開。
このカスタムプログラムにはS-PRESSO(エスプレッソ)と名付けられ、まさに「凝縮された」イメージも。
なお、出力は740馬力から一気に800馬力にまでパワーアップしていますが、アヴェンタドールSのエンジンはターボとは異なってパワーアップが難しい自然吸気。
しかしながらWheelsandmoreではECUの打ち換えに加え、エキゾーストシステムの交換にてこれを達成したと述べており、結果として0-100キロ加速がノーマルよりも0.2秒速くなった、としています。
外装はまさにスパルタン
そのほかサスペンションの変更が紹介され、これは車高を落としながらも、もともと備わる「リフティングシステム(段差を超える際などにフロントを数センチ上げることができる、ありがたい機能)」の動作もスポイルしない、とのこと。
ホイールはフロントが20インチ、リアが21インチで、幅はそれぞれ9Jと13Jとなっており、それぞれ純正よりも10ミリ広くなっています。
ホイールはディスク面がカーボンファイバーのように見えますが、これは「カーボンファイバールック」だと紹介。
ただし質感としては本物のカーボンのようにも見えるので、カーボン調のイージーグラフィックスを施工したのではなく、アルミホイールに薄い(本物の)カーボンファイバーを貼ったものかも。
リアにはウイングを追加。
全身ブラックで仕上げた中にブレーキキャリパーの「レッド」が目を引くことになりますが、まさに「目のさめるような」仕上がりだと思います。
Wheelsandmoreはほかにこんなカスタムも行っている
なお、Wheelsandmoreは派手なエアロパーツの装着よりも、質実剛健なパワーアップを好む模様。
しかも「難しい」とされる車種にも積極的に挑んでおり、なかなかにチャレンジングなチューナーだと言えそう。
こちらはフェラーリ488GTBを670馬力から777馬力にパワーアップさせた「トリプルセブン」。
ネーミングセンスも「なかなか」のようですね。
そしてやはりあまり手を出すものがいないアストンマーティンにも挑戦。
ダーク系のボディカラーがお好みのようですね(以前はホワイトを好んで用いていたことがある)。
日産GT-Rのチューンも。
かなり幅広い車種を手がけている、と言えそう。