| ウラカン・アヴィオは地味だが素晴らしい限定モデルだ |
ドイツのチューナー、「LUETHENモータースポーツ」がランボルギーニ・ウラカン・アヴィオ(AVIO)をカスタム。
ウラカン・アヴィオはウラカン初の(そして今のところ唯一の)限定モデルであり、ボディカラーは「Grigio Falco、Verde Turbine、Grigio Vulcano、Grigio Nibbio、Blu Grifo」の5色。
これらのカラー名はイタリア空軍学校の5つの代表的なコースから取られており、いずれのボディカラーもミリタリーをイメージさせるものとなっています。
そしてそれぞれのボディカラーにはホワイトやオレンジなどのアクセントを組み合わせることができ、ボディサイドには「L 63」、そしてイタリアの戦闘機に採用されるラウンデルが入るのが特徴。
ランボルギーニはそのデザインモチーフに「戦闘機」を取り入れていることでも知られ、実際にイタリア空軍とコラボしたボディカラー「グリージョ・テレスト」を用意したり、モロにステルス戦闘機をイメージした「レヴェントン」を限定発売したことも。
ミリタリーカラーにカーボンパーツは意外に似合う
そして今回LUETHENモータースポーツではウラカン・アヴィオにカーボンパーツを装着し、さらにはホイールも交換。
ホイールはフロント20、リア21インチというサイズです。
なおホイールはサテンブラック、そして外周にはオレンジのライン入り。
フロントバンパーには左右の下部にウイングレット付きのスプリッター、そしてサイドにはカナードを装着。
サイドステップにもウイングレットつきのエアロパーツ。
リアにはステー付きのウイングを装備。
このリアウイングはなかなかに秀逸なデザインを持っており、ボディ形状とマッチしたデザインが与えられています。
カナードは「ボルト留め」装着のようですね。
ちなみにこのオレンジのラインは純正。
オリーブグリーンというカラーも驚きですが、純正でこれにオレンジのラインを入れるというのはさらに驚かされます。
そしてこのオリーブとカーボンパーツとのマッチングは「なかなか」。
なおフロントスプリッターやフロントバンパー下部、サイドステップのオレンジも「純正」。
左右テールランプの間が「ブラック」なのもウラカン・アヴィオのみ(通常のウラカンはボディカラー同色)。
サイドステップの上半分はオレンジですが、下半分は「ブラック」。
ウラカン・アヴィオでは上の「テールランプの中間」やドアミラーなど、要所要所が「ブラック」仕上げに。
何度見ても「このボディカラーが純正」とはにわかに信じがたいほどですが、すべてのカラーバリエーションが揃った姿を一度見てみたいものですね。