| 変更内容は地味ではあるが、オーナーの満足度は向上するに違いない |
そしてその価格はきっと「安くない」
さて、一時は勢いを失っていたかのように見えたハイエンドカーブランド向けのチューナーではありますが、最近はマンソリーやブラバス、そして今回紹介するノビテックなど「息を吹き返して」おり、今までにない勢いにて新製品を発表しているように思います(それだけ、既存製品では飽き足らない富裕層が増えたのだと考えられる)。
そして今回ノビテックがリリースしたのがウラカンSTO向けのチューニングメニューであり、「モータースポーツ直結のハードコアモデル」として開発されたウラカンSTOのキャラクターを極限まで強調しているかのようにも思えます。
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ノビテックによるランボルギーニ・ウラカンSTOはこんな仕様を持っている
ウラカンSTOは上述のとおり「モータースポーツ」を強く意識したクルマであり、そのために軽量化を強く意識したスペックを持ちますが、今回ノビテックは得意のカーボンファイバーを大量に投入し、なんとその使用部位が車体の75%にまで拡大しています。
もともと前後パネルについてはカーボンファイバー製ではあるものの、ノビテックではサイドステップ、ドアミラー、エアインテークなどをカーボン化。
ただしそのデザイン自体は純正にもとづいており、大きな変更は無いように見えます(パーツの詳細、価格についてはまだ発表されていない)。
そしてノビテックだけあって機能パーツも豊富に揃い、エキゾーストシステムだとステンレス製もしくはインコネル製、さらにはフラップ付き、もしくはフラップなし、放熱のために金メッキ加工がされたもの等様々な選択肢も(エキゾーストシステムのフラップはリモコンで開閉ができる)。
カーボン製スリーブが装着されたテールパイプ(110パイ)も用意されていますが、ノビテックは今後「金メッキ仕様」もラインアップする計画を持っているようですね。
装着されるホイールはヴォッセンとの共同開発による鍛造「NL4」で、フロントは20インチ(9J)、リアは1インチアップの21インチ(12.5J)。
センターロック構造を持ち、デザインはランボルギーニ純正ホイールに対する敬意が感じられるもので、カラーはブラックの他ゴールド、その他カスタムカラーも選択可能です(これまでの例だと70色以上から選べる)。
足回りについてはローダウンスプリングの他、車高と減衰力の調整が可能なサスペンションキットもラインアップ。
減衰力については14段階のセッティングを試すことができ、車高だと最大で3センチのダウンが可能です。
ちなみに今回パワートレインのアップグレードについてはリリースされておらず、しかしサブコンなどいくつかの製品が発売されるのではないか、とも推測しています(パワーアップしなくとも、5.2リッターV10/640馬力に不足を感じる人は少ないと思う)。
インテリアの画像も公開されており、しかし変更範囲については紹介されていませんが、これまでのノビテックの例からして「どのような顧客の要望にも応える準備」ができており、あらゆるカスタムに対応していると考えて良さそうですね。
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参照:NOVITEC