| 失敗には変わりはないが、あまりにきれいに膨らんでいるために思わず保存したくなってしまう |
さすがにここまで大きく膨らんだ例は見たことがない
さて、自分のランボルギーニ・ウルスをはじめてラッピングしたらこうなった、という画像が米掲示板レディットに投稿されて話題に。
詳細については記載がないものの、画像、そしてフロントウインドウの表示等から判断するに、新車のランボルギーニ・ウルスを(おそらく自分で)ラッピングしたところ、何らかの理由にて「こういった状態になってしまった」のだと思われます。
いったいなぜこんなことに?
画像を見ると、ルーフに大きな「バブル」が見えますが、これはおそらくラッピング用のフィルムを貼った後にエアが抜けず、しかし日光やウルスに積まれる4リッターV8ツインターボの熱によってボンネットとフィルムとの内側に入ったエアが膨張してこういった状態となったのかもしれません。
なお、多くの場合、自動車用のラッピングフィルムには(目に見えない)無数の小さな穴が空いており、フィルムを貼った後に気泡が入っていたとしてもそこから空気が抜けるようになっているものの、もし「エア抜けタイプ」ではないフィルムを使用した場合や、自動車用以外のフィルムを使用するとエアが抜けずにあとから(熱で)フィルムが膨らんでくることも。※エア抜けタイプであっても、急速な膨張にエア排出が追いつかないことがある。そしてここまでフィルムが伸びているので、かなりの熱を受けたことは間違いない
それにしてもこれほどまでに膨らんだ例は見たことも経験したこともなく、投稿者が「自分が誇らしい」とコメントしていることも理解でき、ある意味では「アート」のようでもありますね。
画像を見る限りではホワイトの上にナルドグレーのような色味を持つシートを貼っているようですが、横の方にも失敗したと思われるシートが丸めて捨ててあったり、ルーフや後部ドアにも「貼って剥がした」様子を見ることができるので、はじめてのラッピングに四苦八苦している様子も見て取れます。
ボクもそれなりにラッピングでは失敗してきた
ちなみにぼくも自分でラッピングを行うことが少なくはなく、これまでに乗った2台のミニや・・・。
レンジローバー・イヴォーク(ボンネットとテールゲートにストライプを入れてある。ナンバープレートカバーのグラフィックも自作)、そして・・・。
フォルクスワーゲン・シロッコにはフロントからリアにまでストライプを入れたことも。
そのほかにもチョコチョコとストライプやグラフィックを(クルマやバイクなどに)貼ったりしていますが、もちろんそれなりの失敗を経験しつつ現在に至ります。
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参照:Reddit