ランボルギーニが今年もホワイト企業へとまっしぐら。11年連続で「イタリアでもっとも従業員に優しい企業」へと認定される

｜　ランボルギーニは地域そして従業員に対する責任に対し非常に敏感である　｜

従業員保護のためのプログラムは多岐に及ぶ

さて、ランボルギーニは男女の雇用均等化、様々な国籍を持つ人や人種の雇用、一部週休3日制の導入ほか多種多様な福利厚生を取り入れるホワイト企業ぶりで知られますが、今回は11年連続で「イタリアのトップ雇用主（トップ・エンプロイヤー・イタリア）」に認定された、と発表。

これはランボルギーニの従業員に対する前向きな姿勢、たとえば身体的および精神的幸福に特化した従業員向けプログラムの実施、健全なワーク・ライフ・バランスを保証するための具体的な行動、および多様性や公平性、包括性が評価されたもので、つまりはランボルギーニが従業員に非常にやさしい企業であることがまたもや公的に証明されたわけですね。

ランボルギーニは従業員の心の健康にも配慮

ランボルギーニはコロナウイルスの世界的大流行時にもいちはやく従業員に対して予防接種を実施していましたが、心の健康に対しても多大なる配慮を行っており、ランボルギーニにおいて人事・文化・組織最高責任者を務めるウンベルト・トッシーニ氏は次のようにコメントしています。

私たちはこれまでに達成した成果を誇りに思っていますが、今後も同じ自信と変化を受け入れる姿勢を持って続けていく決意を持っています。 私たちはディレツィオーネ・コル・タウリ（ランボルギーニの中期目標）戦略に沿って、さらなる価値を創造し、共通の意味を生み出すため、従業員を中心とした政策を展開し続けます。

ランボルギーニは2021年に「ランボルギーニ フィーロソフィー (feel+) 」と呼ばれる社内プログラムを立ち上げていますが、これは従業員のの総合的な幸福を促進することを目的としており、「持続可能な栄養や睡眠の重要性（社員食堂にはメタボや糖尿病患者のためのメニューもあるようだ）」「メンタルヘルス」を重要視し、とくにメンタルヘルスにおいては専門家を社内に置くなどの対応を行っていると説明されています。

加えて「子育て」にも重点を置いており、産休/育休期間中に支給される給与が最初の半年において70%から80%に増額されたり、ひとり親の場合は給与の100%が支給されるなど手厚い保護がなされるもよう。

そのほか、障害児を持つ親、養子縁組または里親委託に取り組んでいる家庭についても特別なサポートがある、とのこと。

そのほかの取り組みとしては、「地域社会に利益をもたらすプロジェクトに積極的な役割を果たし企業の社会的責任（CSR）への取り組みを強化すること」についても言及しており、このプログラムは（ランボルギーニの本社所在地である）サンタガタ・ボロニェーゼ市民との関わりを積極的に持ち、これによって各種トレーニング、研究、ボランティア活動を強化するほか、地域の中学校や高等学校と共同にて”職業指導や性別による固定観念の撤廃”に関するワークショップを開催するものである、とも述べています。

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参照：Lamborghini