| ここまで様々なパーツを組み合わせてランボルギーニのレプリカを完成させるという「設計図」を描けるだけでも大したものである |
どうやらタイには多数の凄腕レプリカビルダーが多数存在するらしい
さて、タイを拠点に活動するユーチューバー、CBメディアがランボルギーニ・アヴェンタドールの精巧なレプリカを紹介する動画を自身のYoutubeチャンネルへと公開して話題に。
タイを含む東南アジアでは輸入車に非常に高額な税金が課せられるため(排気量や価格応じ、累進的に課税される場合がほとんど)、ちょっとやそっとお金を持っているくらいでは「とうていスーパーカーを購入できない」という実情があるわけですね。
よって現地ではスーパーカーのレプリカ製造が比較的盛んとなっていて、お金持ちであってもレプリカを製造させ、それに乗ることも多いと言われますが、その安い人件費も手伝ってなのか、けっこうな時間や手間をかけてレプリカが作られることも珍しくはないようです。
-
完成したら本物のランボルギーニ・アヴェンタドールSVJと見分けがつかないだろうな。超絶クオリティを持つレプリカが発見されるもエンジンはトヨタ【動画】
| 凄腕とはこういったビルダーを指すのだと思われる 一日も早く、このランボルギーニ・アヴェンタドールSVJの完成状態を見てみたいものだ さて、タイから様々な自動車事情を届けてくれるCBメディア。今回は ...
続きを見る
このランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ「レプリカ」の完成度も高かった
そこで今回CBメディアが公開したランボルギーニ・アヴェンタドールSVJのレプリカを見てみたいと思いますが、このクルマは様々なメーカーの様々なコンポーネントを寄せ集めて作ったクルマであり(こういったレプリカが多いのは、車検や道交法に関する規制が緩いからなのかもしれない)、車体の前半分はトヨタ・クラウン、車体後半はホンダ アコードから、そしてエンジンとトランスミッションは三菱3000GT(GTO)、インテリアはホンダ・シビックから。
そのほかブレーキはBMW、ステアリングシステムはいすゞD-Max、ドアのベースは日産NXだそうで、これだけのパーツを組み合わせるにも相当な知識と技術を要求されることになりそうです(どのパーツをどう使うと、どういった出来上がりになるのかがイメージできていないと流用はできない)。
-
ローマ教皇も選んだ”いすゞD-MAX”に新型登場!コンセプトは「ビヨンド・ピックアップ」、トラックを完全に超えたプレミアムカー
| いすゞD-MAXはフランシスコ教皇専用車、”パパモビル”に選ばれたこともある | いすずがタイにて生産するピックアップトラック、「D-MAX(ディーマックス)」をフルモデルチェンジ。日本では販売さ ...
続きを見る
そしてボディパネルは小さなファクトリーにてハンドメイドによって製作されているそうですが、一見すると「本物のランボルギーニ・アヴェンタドールの改造車」にしか見えず、素晴らしい仕事をしたと言って良さそうですね。
なお、インテリアはもともとアヴェンタドールに似せようという意図がなかったように見え、しかしカーボンファイバーを多用した独自の意匠が盛り込まれています。
一見すると本物にしか見えないランボルギーニ・アヴェンタドールSVJのレプリカを紹介する動画はこちら
合わせて読みたい、ランボルギーニのレプリカ関連投稿
-
ランボルギーニ・ガヤルドベースのヴェネーノ「レプリカ」が目撃される。スーパーカーコレクターの所有だとされるが、ここまで遊びにお金を投じることができるのは羨ましい【動画】
| さすがランボルギーニベースだけあって精巧にできており、よく知る人でないと「レプリカ」だと気づかないかも | ヴェネーノは「希少すぎて」入手が非常に難しく、レプリカを作るしかそれを所有する方法がない ...
続きを見る
-
「見た目ほぼ完璧」なランボルギーニ・ディアブロのレプリカが中古市場に登場→即完売。これはさすがのボクでも瞬時に真贋の見分けがつかないな・・・。【動画】
| 多少は「おや」と思うところがあるものの、全体的には本物のランボルギーニ・ディアブロと見分けがつかない | ここまで精巧にレプリカを作るには相当なコスト、そして情熱が必要であったと思われる さて、北 ...
続きを見る
-
【動画】史上最高レベルのランボルギーニ・カウンタック「レプリカ」!車体はヒュンダイ、エンジンはレクサス、足回りはR32スカイラインから
| 製作したのはタイの俳優、ビーム氏 | 今までにも様々なカウンタック、そしてランボルギーニ各モデルのレプリカが登場していますが、今回はそういったレプリカの中でも珠玉の出来を持つ一台を紹介したいと思い ...
続きを見る
参照:CB Media