| 現時点でレヴエルトの受注は2026年いっぱいまで埋まっており、さらにオーダーが積み重なっている状態である |
今回売りに出されているランボルギーニ・レヴエルトの走行距離は150km、実質「新車」だと言っていい
さて、ランボルギーニは新型V12フラッグシップ”レヴエルト”の受注を「およそ3年分近く」抱えていると言われていて、それはつまり今注文しても納車されるのが3年後、ということを意味します。
要はそれだけ高い人気を誇り、入手が困難なスーパーカーがこのレヴエルトというわけですが、ランボルギーニは基本的に100%が受注生産なので、もし新車でレヴエルトを購入しようと思うならば、この列に並ぶ以外にはないわけですね。
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「すぐに手に入れよう」と思うならば高い価格を支払って中古車を購入するしかない
ただ、「そこまで待てない」という人も少なくはなく、そしてその場合は高額なプレミアを支払ってでも手に入れようというケースが発生し、この状況に乗じたのがいわゆる「転売」。※ぼくは転売に対して否定的でも肯定的でもなく、単に個人の考え方の一つであって自由だと考えている。株式を安いときに買って高いときに売るのと変わりはないと思う
一部の人々は転売目的でスーパーカー含む希少車を購入し、そしてそのまま乗らずに売却して利ざやを稼ぐことがありますが、今回はランボルギーニ・レヴエルトの売り物「第一号」とされる個体が登場しています。
販売しているのは「ドバイで一番」のラインアップを標榜するエキゾチックカーディーラー「ファーストモータース(F1rst Mortors)」で、このレヴエルトのボディカラーはビアンコ・モノセルス(ソリッドのホワイトで、ぼくが以前に乗っていたガヤルドLP560-4と同じカラー)、そしてマット仕上げのカーボンファイバーが装着されています。
ホイールは”アルタネロ”ブロンズダイヤモンドカットという上品な仕様ですが、この「ホワイトとゴールド」という組み合わせは中東にて好まれる仕様のひとつであり、よって最初のオーナーは中東のコレクターなのかもしれません。
仮に中東のコレクターであるとすれば、レヴエルトの転売にてお金を稼ぐ必要がないほどの資産を持っていると考えられ、その場合は「利ざや」以外の理由にて売りに出された可能性もありそうですね。
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このランボルギーニ・レヴエルトはこんなインテリアを持っている
そしてインテリアに目を移すと、このレヴエルトはネロ・アデ(ブラック)にビアンコ・レダ(ホワイト)、さらにはコントラストステッチという組み合わせを持っており、これはぼくがガヤルドLP560-4の次に購入したウラカンLP610-4と同じ組み合わせ。
インテリアに用いられるカーボンファイバーにもマット仕上げが適用され、やはり上品に仕上がっているように思います。
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参照:First Motors