| さすがにウラカンの限定モデルもこれで「打ち止め」だろうとは考えているが |
それでも油断できないのがランボルギーニである
さて、ランボルギーニが現在イタリアにて開催されているミラノ デザインウィークにて、ウラカン・ステラートの限定モデル「オールテレイン」アド・ペルソナム スペシャルシリーズを発表。
この特別な12台のウラカンは ランボルギーニのパーソナリゼーション部門であるアド・ペルソナム、そして同社のデザインチームであるチェントロ・スティーレとの共同開発によるもので、「雪、砂、未舗装路、砂漠」といった、ウラカン・ステラートが得意とし本領を発揮するであろう要素をイメージしています。
ランボルギーニ・ウラカン・ステラート「オールテレイン」はこんなクルマ
このランボルギーニ・ウラカン・ステラート「オールテレイン」はミラノ・デザインウィークの会場、タンヤ・ソルチにて200名を超えるゲストの前でワールドプレミアがなされ、アンヴェールを行ったのはもちろん同社CEO兼会長のステファン・ヴィンケルマン氏。
会場には自然からインスピレーションを得た岩、砂漠、森林など、ウラカン・ステラート「オールテレイン」のカラーリングが影響を受けた環境をイメージさせる演出がなされ、そこに4台のウラカン・ステラート「オールテレイン」が展示されることに。
なお、カラーパターンは4つが用意され、いずれもマットフィニッシュが施された迷彩柄。
NEVE (雪))は、ツンドラの洗練された氷のように冷たい色合いを取り入れており、SABBIA (サンド))は、砂丘やオアシスを思い出させる暖かい砂漠と緑のサボテンをイメージしたニュートラルな色調に。
BOSCO(緑の大地)は森の小道の木々、苔、葉を思い起こさせ、TERRA(砂利)は荒原環境の地面と砂、そして力強い夕日の下の乾燥した風景を反映させたもの。
いずれもルーフとエンジンフードをマットブラックにて仕上げ、さらには車両下部もマットブラック、さらにバンパーやサイドステップには4つのバージョンそれぞれの専用となるアクセントカラーが施され、ホイールもマットブラック(鍛造19インチ)、そこへ車体のカラーにマッチしたブレーキキャリパーが組み合わせられるという仕様です。
ランボルギーニ・ウラカン・ステラート「オールテレイン」のインテリアはこんな仕様を持っている
そしてウラカン・ステラート「オールテレイン」のインテリアに目を移すと、主な仕様としてはアルカンターラにダーククロームとカーボンツイル、レーザー加工が施さされたステラート専用グラフィック、そしてボディ上のアクセントカラーを反映させたシートベルトや切り返し、パイピングといったところ。
たとえばホワイトのアクセントだとエンジンスターターのフラップも「ホワイト」。
グリーンアクセントだと「グリーン」のフラップが用いられます。
今回の発表に際し、ステファン・ヴィンケルマンCEOは「ウラカン・ステラートは、発売の瞬間からスーパースポーツカーの世界を一変させました。ウラカン・ステラートは、その独特で多層的な個性を誇り、常に新しい道の探検家であると同時にスーパースポーツカーでもあります。 自然と同じように、ステラートも制限されることはなく、常に革新的なルートを切り開く方法を見つけます」とコメント。
一方、ランボルギーニのデザイン・ディレクター、ミッチャ・ボルカート氏は「ウラカン・ステラート・オールテレインは、そのダイナミックな能力と、予期せぬものを提供して驚かせるという点において、真のランボルギーニです。当社のチェントロ・スティーレが開発したステラートのコンセプトは、当社のアド・ペルソナム部門とともにアップデートされ、ステラートの多面的なキャラクターと才能のさまざまな側面を強調し、運転するのが楽しく、どこにでも行けるその個性を真に強調しています」と述べています。
このウラカン・ステラート・オールテレインの限定台数「12台」は、ウラカン・ステラートの総生産台数である1,499台に含まれており(つまり最初から計画されていたということになる)、米国およびラテンアメリカ(ALA)、ヨーロッパ、中東およびアフリカ(EMEA)、アジア太平洋およびオーストラリア(APAC)の3つの主要商業地域の”選ばれた顧客”に対してすでに販売済であるとアナウンスされています。
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参照:Lamborghini