| ヴィジョン・コペンのドアミラー含む外装、そして内装を見る限りでは「市販可能性が高そう」だが |
詳しくはダイハツからの続報を待ちたい
さて、ダイハツがジャパン・モビリティ・ショーの出展内容の一部を公開し、その中に含まれる「ヴィジョン・コペン」が話題に。
もちろん話題となっているのは(2014年発売の二代目ではなく)初代コペンへのオマージュとも言えるルックスをもっているためですが、これはけっこうな「サプライズ」と言えそうです。
ただしこのヴィジョン・コペンは「初代コペンのレストモッド」ではなく全長3,835ミリ、全幅1,695ミリ、全高1,265ミリという初代コペンよりも大きなサイズを持つ「全く別のクルマ」です(初代コペンは全長3,395ミリ、全幅1,475ミリ、全高1,245ミリ)。
要は軽自動車枠ではなく「乗用車」しかも5ナンバー枠に収まるクルマということになりますね(マツダ・ロードスターのサイズにやや近い)。
参考までに、ダイハツは思い切ったコンセプトカーを発表することが多く、こういったショー開催の折に発表される内容を楽しみにしています。
ダイハツ「ヴィジョン・コペン」はこんなクルマ
そこでこのヴィジョン・コペンにつき、ダイハツによれば「走る喜びと楽しさを追求したクルマ」。
コペンらしいオープントップを持ちますが、これは電動開閉式の「アクティブトップ」だとアナウンスされています。
ただし驚くのは「1.3リッターエンジン(つまり軽自動車規格の倍、ただしCN燃料使用が前提)」を持ち、さらにはFRレイアウトを採用していることで、ダイハツ自身も(上述の通り)走りをイメージしているようですね。
ヘッドライトとテールランプには「C」をモチーフにしたであろう発光グラフィックが与えられ、各ユニットには2点のドットが組み込まれています。
ドアハンドルはフラッシュマウント、そして灯火類はすべてLEDを採用しているようですね。
インテリアも完全に刷新されてシンプル&クリーンに。
ただし見た感じだとメーターパネルやミラー類、各種操作系など「現実的な」意匠を持っているように感じられ、もしかするとダイハツはこのクルマを実際に発売する計画を持っているのかもしれません。
そのほか、ダイハツはこんなコンセプトカーを展示予定
そしてダイハツは他にもコンセプトカーを展示することを明かしており、こちらは「me:MO(ミーモ)」。
軽自動車枠に収まり、内外装をモジュール化することで「自分の使い方にマッチした」仕様へと変更できるようですね(ライフスタイルのステージ変化にも対応できる)。
こちらは商用を意識した「UNIFORM Cargo(ユニフォーム カーゴ)」。
トラック版も存在しますが、こういったクルマが街にあふれると、慌ただしい風景も少しは楽しく感じられるようになるのかもしれません。
こちらは軽乗用車規格のBEV、「OSANPO(オサンポ)」。
いずれも共通するデザイン言語を持っており、これらが第初の未来を示すクルマとなるのかもしれませんね。
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参照:DAIHATSU