| ダイハツ ヴィジョン コペンの細部を見るに、「市販化前提」という印象が非常に強い |
もしかするとトヨタが「マツダ・ロードスターのシェア」を獲得するために後押ししている可能性も
さて、ジャパン モビリティ ショーの目玉の一つが「ダイハツ ヴィジョン コペン」。
単なるコペンのリバイバルではなく「全長3,835ミリ、全幅1,695ミリ、全高1,265ミリ」という(軽自動車規格を超えての)5ナンバー枠となったことで大きな話題を呼んでいるわけですが、これはすなわちマツダロードスターのライバルとなる可能性を示唆しています。
レンダリングアーティストが「市販版コペン」のレンダリングを作成
そして今回、レンダリングアーティストが「ダイハツ ヴィジョン コペンの市販バージョン」をCGにて作成することとなっていますが、もともとダイハツ ヴィジョン コペン自体が「すぐにでも市販できそうな」外観を持っており、たとえばドアミラーも(コンセプトカーにありがちな小型のものやカメラではなく)”通常サイズ”。
ただ、レンダリングアーティストとしては何もしないとネタにならず、よってヘッドライトとテールランプを現行コペンのものへと入れ替え・・・。
ドアミラーとAピラーをブラックへ。
加えてホイールサイズをやや小さくしていますが、これは適切な対応だと言えるかもしれません(仮に市販されるとなると、タイヤと車体との隙間ももうちょっと大きくなるはずだ)。
レンダリングアーティストは「コペンクーペ」も製作
ただ、ダイハツ ヴィジョン コペンの「市販モデル化」があまりに容易な作業であったことからレンダリングアーティストはその情熱を持て余してしまい、勢い余って「コペンクーペ」のCGも作成。
過去に販売されたコペンクーペは東京オートサロン2016に出展されたコンセプトカーを市販したものですが、(様々なオープンカーのクーペ版が存在することでもわかるとおり)クーペの需要も常に一定数存在する、と言われています。
現時点ではダイハツ ヴィジョン コペンの市販化についてはなんらアナウンスされていない状態ではあるものの、もしオープン版、クーペ版が市販されるとなると、マツダ・ロードスターやGR86、スバルBRZの有力なライバルとなりそうですね。
ダイハツ ヴィジョン コペン、そしてヴィジョン・コペンの「市販予想」レンダリング作成動画はこちら
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