| 無限がレーシングカー風のシビックType Rカスタムカーを公開 |
MUGEN(無限)がオートサロンにてホンダ・シビック・タイプRのカスタムカー「MUGEN RC20GT CIVIC TYPE R Concept」を公開。
カーボンファイバー製グリルガーニッシュ、バンパーガーニッシュ、専用フロントフード、カスタムフロントスポイラー/サイドスポイラー/リアウイング、リアディフューザーが与えられ、大きくイメージが変化。
シビック・タイプR"RC20GT"は本気仕様だ
なおカーボン製パーツは「ドライカーボン」で、見た目よりも機能(軽量製)を追求したもの。
八角形のグリルはテストにおいてエアフローが改善されることが立証されているそうですが、これの採用でなんとなく顔つきがアウディTTのように見えますね。
リアではバンパーサイドを平坦な構造とすることで「擬似ロングテール化」。
「マクラーレン セナ」でも採用される、最近流行の手法の一つです。
ディフューザーはかなり上下の「深さ」があるもので相当なダウンフォースが得られそう。
マフラーエンドは「一本」となることで軽量化やロールセンターの適正化を狙ったのかもしれません。
パワートレーンだと吸排気系を改良し、その他ではホイールをさらに軽量な鍛造へ変更(昔の無限製ホイールのデザインを踏襲しているところがナイス)。
ブレーキシステムも強化することでシビック・タイプRの持つ走りのポテンシャルを極限まで引き上げた、としています。
さらにはリアのラゲッジスペースをロールケージで補強するなどボディの強化対策もバッチリ。
クイックシフターへの変更、バケットシートも与えられることでインターフェースもその運動性能と見合ったものとなっています。
シビック・ハッチバックのカスタムカーも登場
こちらは同じく無限による、シビック・ハッチバックのカスタムカー「MUGEN CIVIC HATCHBACK Prototype」。
やはりカーボン製のエアロパーツ(一部)の他、専用フロントアンダースポイラー、サイドスポイラー、リアアンダースポイラー、テールゲートスポイラーを装着。
ホイールはMUGEN RC20GT CIVIC TYPE R Concept」と同じデザインではあるものの、そちらの20インチに対してシビック・ハッチバックでは19インチを採用。
カラーは同じくマットブラックにCNC加工を施したものとなっています。
リアスポイラーはFRP製ですが表面にウェットカーボンを貼っており「雰囲気」を演出。
このあたりシビック・ハッチバックのもともとの価格帯や購買層の性格を考えたものと思われ、ホイールサイズしかり、車にあわせたカスタムを行うのは「さすが無限」だと思います。