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ホンダ・ヴェゼルにシビックのターボエンジンを積んだ「スポーツ」グレード登場!ただし欧州市場のみ

2018/11/30

| 欧州市場向けにハイパフォーマンスな”HR-V(ヴェゼル)スポーツ”が投入 |

ホンダが欧州市場向けとして「HR-V(日本ではヴェゼル)スポーツ」を発表。
これはシビック・ハッチバックに積まれる4気筒ターボエンジンを搭載して182馬力を発生するスポーティーグレードとなります。

なお「通常の」ヴェゼルに搭載されるのは1.5リッター直4エンジンで出力は132馬力、トルクは155Nm。
そしてHR-Vスポーツに搭載されるのもやはり1.5リッター4気筒ですが、「ターボつき」なのが相違点で、出力は上述の通り182馬力、トルクは240Nmというパワフルな数値をマーク。
ホンダ曰く「2.4リッターエンジンをも凌ぐトルク」を発生するとしており、ヴェゼル(HR-V)の走りがかなり変わることになりそう。

ぜひ日本にも導入希望

加えてHR-Vスポーツはパフォーマンスダンパー、可変レシオ電制パワーステアリングを備え、外観だと専用のフロントスプリッター、サイドスカート、ホイールアーチモール、リアバンパーを持ち、これらはドアミラーとあわせてピアノブラックに。

ホイールは18インチサイズのブラック仕上げ、そしてテールパイプは標準モデルの「片側出し」に代わって「左右両側出し」となっています。

なおインテリアも標準仕様に比べてアップグレードが施され、ブラックにレッドというスポーティーな雰囲気が特徴。

ホンダ・ヴェゼルはホンダにとって久々の大きなヒットと言ってよく、2013年12月の発売以降、快走を続けるクルマ。
ベースはフィットとなりますが、力強くふんばった印象を見るものに与える車体とコンパクトなキャビン、そして車体後部に向かってなだらかにスロープするルーフを持つスタイリッシュなSUVでもありますね。

日本市場だとこれに競合しうるクルマは存在せず、そしてトヨタがヴェゼルのマーケットを奪うべく投入したのがC-HRで、そしてトヨタの思惑通りヴェゼルのシェアを思いっきり侵食することに成功しています。
C-HR発売直後は2倍以上の差をつけてヴェゼルを引き離したものの、ここ最近はC-HRの人気も落ち着いてきており、かつヴェゼルの売り上げも回復しつつあるように思われ、両者の「差」もどんどん小さくなっている、というのが今の状況。
おそらくはC-HR登場時にはその斬新さに人気が集中したものの、一定の時間が経つとその新鮮さも薄れ、よりシックなデザインをもつヴェゼルが見直されてきたのかもしれませんね。
たしかにヴェゼルの方が「色褪せない」魅力を持っているように感じられ、ぼくも「ヴェゼルかC-HRか」と言われるとヴェゼルを選ぶと思います。

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