| シビック・タイプRリミテッド・エディションが相当な希少モデルとなるのは間違いない |
ホンダは「もっともピュアなシビック・タイプR」、”Type R Limited Edition”を春先に先行公開していますが、日本市場においては200台のみ限定にて発売される予定。
ホンダは日本国内仕様や販売方法についても春に発表予定としていたものの、コロナウイルスの影響にて発売開始が延期されているのが現状です。
このシビック・タイプRリミテッド・エディションは北米スペックだと-33.6kg、欧州スペックだと-47kgという思い切った軽量化がなされており、北米仕様は専用BBSホイール採用(通常のシビック・タイプRに比較して-20.9kg)、防音や制振素材、トノカバー、後部座席のヒーターダクト、リアワイパーを除去することでさらに重量12.7kgを削った、と報じられています。※北米スペックにはインフォテイメントシステムとエアコン装備、欧州スペックにはこれらが「レス」
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日本仕様の詳細は現在一部だけが情報公開されており、「BBSホイール装着」「ハイグリップタイヤ装着(ミシュラン・パイロットスポーツCup2など)」「専用ボディカラー(サンライトイエローII)+ブラックアクセント(ルーフ、ドアミラー、エアインテーク)採用」といったところ。
さらなる仕様や販売方法についてはホンダからの発表を待つしかなく、タイプR専用サイトからメルマガ登録を行うのがもっとも確実に情報を入手する方法となっています。
そのほか海外にて公開されている情報を総合すると「エンジンは2リッター4気筒ターボ、320馬力(変更なし)」、「トランスミッションは6速マニュアル(変更なし)」「バッジ類はマットクローム仕上げ」「ダンパーやステアリング関係は再チューンされ、フィードバックを最適化」「室内のセンターコンソールにはシリアルプレート付き」といったところが明らかに。
限定台数は北米向けに600台、欧州向けに100台、日本向けに200台、カナダ向けに100台が用意されますが、今回カナダにおいて発売がなされ、そして「100台が4分で完売した」と報じられています。※総生産台数は不明
なお、シビック・タイプRは英国スウィンドン工場にて生産されていますが、このスウィンドン工場は2021年に閉鎖が決まっており、そのため2022年以降のシビック・タイプRがどうなるのかは不明。
他の工場へと生産設備を移して製造が継続される可能性もありそうですが、タイプRを作り慣れた英国工場と同じクオリティで生産できるかどうかは疑問であり、「タイプRを購入するなら2021年までに買っておいたほうがいい」のかもしれません(一時的、もしくは次期モデル登場まで生産が停止される可能性もある)。
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そう考えると、夏からデリバリーが開始されるマイナーチェンジ後のシビック・タイプR、そしてこのタイプRリミテッドエディションはかなりな希少モデルとなる可能性がありそうですね。
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VIA:Honda