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このクルマを現実世界で購入できないのは残念だッ・・・!ホンダ・シビック・タイプR「ワゴン」のレンダリングが登場。タイプR普及のためにぜひ発売希望

2022/09/18

このクルマを現実世界で購入できないのは残念だッ・・・!ホンダ・シビック・タイプR「ワゴン」のレンダリングが登場。タイプR普及のためにぜひ発売希望

| ホンダは現行シビック・タイプR(FL5)にてより多くのユーザーに門戸を開いたと考えている |

その流れから「ワゴン」という選択肢があってもいいんじゃないかと思う

さて、いつも美しい「もしも」系レンダリングを披露してくれるシュガーデザイン(Sugar Design)より、今回はホンダ・シビック・タイプR(FL5)ワゴンが公開に。

これは同氏のインスタグラムへアップされたもので、その出来栄えを見た人々からは「このクルマを現実に見ることができないのは残念だ・・・」という声があがっています。

なお、新型シビック・タイプRは先代シビック・タイプR(FK8)に比較すると(デザインがおとなしいためか)「ワゴン化」との相性が良いようにも見えますね。

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今後は「タイプR」の定義の変化にも期待

新型シビック・タイプRは(英国スウィンドン工場の閉鎖にて)英国生産から日本生産へと変更となっていますが、企画と設計自体も日本で行われたと考えるのが妥当で、そのためかここ最近数世代の「英国企画」タイプRとは異なり、初期のタイプRが持つ「シンプルで研ぎ澄まされた」方向性へと回帰したように思えます。

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そのため「取ってつけた」ようなボディパーツが見られなくなり、非常にスマートで洗練された外観を持っているように思われ、それによってスムーズに「ワゴン化」レンダリングを行うことができたのかもしれません。

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なお、実際に新型シビック・タイプRに試乗して思ったのは「ファミリーカーとしても十分に使用できる」ということ。

4ドアというボディ形状もそうですが、足回り、サウンド、そしてNVH(ノイズ、バイブレーション、ハーシュネス)が洗練されており、そこには荒々しさが感じられなかったわけですね。

一方でドライブモードを変更すると「タイプRらしさ」が一気に顕になり、そういった二面性を持つのが新型シビック・タイプRだと思います。

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なお、こういったワザが可能となったのは電子制御サスペンション含む様々なテクノロジー。

これらは初代タイプRが発表された時期には存在しなかったもので、しかし現代ではこれらによって当時のタイプR以上の快適さを維持しながら、しかも当時のタイプR以上の速さを実現しているわけですね。

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タイプRのDNAは「サーキット直結」

なお、ホンダいわく「タイプRのDNAはサーキットに直結していること」。

そのためかメルセデス「AMG」、BMW「M」のようにタイプRを乱発することはなく、タイプRのイメージを厳密に維持しようと務めていることもわかります。

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ただ、これから自動車業界そのものが電動化に向かい、シビック・タイプRも今後(があるとすれば)ハイブリッド、さらにその先にはピュアエレクトリックとならざるをえず、そうなると「(モータースポーツの各カテゴリが電動化を進めなければ)サーキット」との乖離が生じる可能性も考えられます。

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こういった状況においてはシビック(他のモデルであっても)タイプRはそのあり方を変える必要があるとも考えられ、その方向性の一つがこういった「ワゴン」かもしれません。

そもそも、タイプR登場初期には「4ドア、5ドアのタイプR」を想像することが難しく、しかし現在ではそれが当たり前となっているという現実も。

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そして、新型シビック・タイプRが様々なテクノロジーによって「より多くの人やライフスタイルにアピールできるようになったのであれば」、更に多くの人々がタイプRを日常的に使用できるように「ワゴン」を投入するのも一つの手だとも思います。

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現実問題として、ハイパフォーマンスカーに乗りたいものの、様々な事情で乗ることができない人々も多く、しかしそういった人々にも門戸を開いたのが新型シビック・タイプRでもあり、さらに「シビック・タイプRワゴン」であればもっと多くの人々にアピールできるかも。

実際のところ、世の中にはそういった目的で作られたハイパフォーマンスワゴンも少なくはなく、VWゴルフRワゴン、シュコダ・オクタビアRSコンビ、クプラ・レオン・スポーツツアラー4ドライブ、そしてもっと上のセグメントではBMWがはじめてM3にワゴンを導入したほか、アウディRS6アバントといった存在も有名で、さらにBMWは久々に「M5ワゴンを復活させる、という話もあるようです。

シビック・タイプRワゴンが現行世代にて登場することはなさそうですが、ホンダが「より多くの人にタイプRを楽しんでもらえるよう」その定義を変化させ、ゆくゆくはワゴンボディを登場させることを期待したいものですね(タイプRのルーツを忠実に守ることも重要だが、テクノロジーを活用し、より多くの人に手軽にハイパフォーマンスを体験してもらい、そしてどんな環境やボディ形状であっても楽しんでもらえるようにすることも大切だと思う)。

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参照:Sugardesign

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