| インテグラのハードコアモデルは残念ながら「タイプR」を名乗れないようだ |
アキュラの「フラッグシップ」はあくまでもタイプSであってタイプRではない
さて、もう受注をさばききれないとして注文受付が完全に停止されるというウワサもあるホンダ・シビック・タイプRですが、海の向こうのアメリカでは、なんと新型アキュラ・インテグラにシビック・タイプRのエンジンやトランスミッションを移植したハードコアモデルが登場するもよう。
ここまで来ると「インテグラ・タイプR」の復活かと思ってしまうものの、残念ながらこれは「インテグラ・タイプS」を名乗ることになり、もしかするとホンダ本社が「タイプRの要件を満たしていない」としてタイプRを名乗らせなかったのかもしれません。※加えて、アキュラはラグジュアリーブランドであってスポーツカーブランドではなく、アキュラ自身も、そのトップレンジは「タイプSである」と常々述べている
現時点ではアキュラ・インテグラ・タイプSの詳細はわからない
なお、今回アキュラはいくつかの新型インテグラ・タイプSのティーザー画像(偽装つき)を公開しているものの、スペックについては大きく語られておらず、「出力は300馬力以上、6速トランスミッション、リミテッドスリップデフ」というキーワードが示されたのみ。
ちょっと気になるのはその出力であり、シビック・タイプRの出力(330馬力)を超えるのかどうかは現時点ではナゾのまま。
外観にについても厳重な偽装によってそのディティールが把握しづらくなっていて、フロントバンパー形状がアグレッシブに、そしてテールパイプはシビック・タイプRと同じく3本出し。
しかしながら3本の太さが均一であるため、シビック・タイプRとはその意味が異なるのかもしれません(シビック・タイプRの場合、真ん中にはアクティブ・エキゾーストバルブ機構が内蔵されている)。
そのほか、リアバンパーもディフューザー形状を持つ大きな張り出しを持つデザインへと変更され、サイドステップも前後バンパーとのつながりを意識して横方法へと張り出していることがわかるほか、トランクリッドにはリップスポイラーが装着されています。
新型インテグラ・タイプSの発売は2024年
なお、この新型アキュラ・インテグラ・タイプSについては2023年に発表、2024年モデルとしてデリバリーされるそうですが、もちろん価格などは一切不明。
もしボディ形状が「3ドア」であったりして、シビック・タイプRとの差別化が図られていたのであれば、並行輸入しようという個人やショップが出てきていたかもしれませんね。
トミカからは「ホンダ・シビック・タイプR」発売
そしてシビック・タイプRに関連する情報としては、「トミカが12月に発売」といったものも。
ちょっと面白いのは初回特別仕様として、開発段階に使用されていた「歴代タイプRのグラフィックを使用したカモフラージュ柄」が用意されていることであり、ぼくの知る限りでは、トミカがこういった偽装つきプロトタイプを発売した例は他にないかもしれません。
よって、ホンダのミニカーはぼくのコレクション収集対象外ではありますが、その希少性からして「手に入れねばなるまい」と考えています。
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