| 自動車メーカーの社員、しかも開発責任者であれば飲酒運転は許されない |
さて、ちょっと珍しいマツダ関連ニュース。
マツダ2、CX-3等の開発責任者が「コンビニで万引きした上で飲酒運転で逮捕」というもので、逮捕されたのは商品本部主査、冨山道雄容疑者(57)。
広島市東区の県道にて現行犯逮捕されたとのことですが、今後の成り行き次第では懲戒解雇される可能性がないとはいえず、そうなると(自業自得とはいえ)「定年間近に解雇」というあまりに悲惨な末路をたどることにもなりそうです。
「窃盗」と「飲酒」のダブル
広島ニュースによると、広島市安佐北区のコンビニエンスストアから万引き犯が逃げたという通報があったのち、警戒中だった警察が冨山道雄容疑者のクルマを発見し、12月26日の午前10時45分頃に現行犯逮捕された、とのこと。
ただしそこで話は終わらず、防犯カメラの映像を解析したところ、コンビニエンスストアにて万引きをした人物だと断定されることになり、窃盗の疑いで再逮捕されています。
ちなみに盗んだのは「菓子」だと報道されていて、冨山道雄容疑者は「事実に間違いない」として罪を認めているそうです。
なお、当日はお休みだったとのことですが、午前10時に飲酒のうえ窃盗、さらに飲酒運転というのは「あまりに」だという印象でもありますね。
現時点でマツダは「弊社従業員が酒気帯び運転ならびに窃盗の法令違反を起こしたことにつきまして心からお詫び申し上げます。再発防止に向けて取り組んでまいります」というコメントを発していると報じられており、しかしプレスリリースによる発表はなされていない模様。
自動車メーカーの要職にある人物は責任が重い
なお、自動車は人命を乗せて走っているということ、人の命を容易に奪ってしまう可能性を持つ乗り物ということから社会に対する責任が非常に重く、それを製造する自動車メーカーにも高い責任能力と遵法精神が求められることに。
そのため、ちょっとした問題でも(ほかの業界での同様の問題に比べ)大きく報じられることもあり、今回のマツダの例がまさにその通りと言えるかもしれません。
加えて、自動車の開発を主導するものとしては軽率すぎる「飲酒運転」ということもあって、マツダの今後対応は注視を要するところだと思います。
ただ、ちょっと面白い例としては、前ロータスCEOが「スピード違反にて捕まって免停になった」というものがあり、しかし生粋のスポーツカーメーカーだけあって「さすがだ」という声も多かったようですね。
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参照:広島ニュースTTS