| この昭和の香りにはオッサン歓喜に違いない |
東京オートサロン2020が開幕し、リバティーウォークも最新カスタムカーを公開しています。
リバティーウォーク自身が「イチオシ」だとするのはこの「LB★スーパーシルエットWORKSスカイライン」。
日産R34スカイラインをベースに、かつての「鉄仮面」スーパーシルエットを再現したということになりますが、パっと見たところ「まんま当時の鉄仮面スーパーシルエット」。
なお、元ネタとなったのはこちらの「ニッサン KDR30 スカイラインスーパーシルエット '82」。※画像は青島文化社のプラモデル
リバティーウォークは新シリーズとして「スーパーシルエット(フェラーリ458、ランボルギーニ・ウラカン、日産R35GT-Rが発表済み)」を展開していますが、これらはいずれも1976-1981年に実際に競われたレースのカテゴリ「シルエットフォーミュラ」をイメージしたもの。
このシルエットフォーミュラには日産スカイライン/シルビア、トヨタ・セリカ、ランチア・ストラトス、マツダ・サバンナRX-7、BMW M1、ポルシェ935といったクルマたちが参戦。
ボディ形状はそれぞれ市販車を模したものではありますが、しかし中身は専用のレーシングカー。
よって、「ボディ(シルエット)は市販車だけど中身はフォーミュラカー」というところからこの「シルエットフォーミュラ」という命名がなされた、と言われます。
リバティーウォークがランボルギーニ・ウラカン用エアロキット発表!レーシングカー「ウラカンGT3」よりも過激な”LBシルエットワークスGT”
リバティーウォークのフラッグシップ「シルエットワークスGT」完成!第一弾としてフェラーリ458イタリアの「レーシングカー風」エアロが登場
これほど違和感の無いカスタムも珍しい
そしてこちらが今回の「LB★スーパーシルエットWORKSスカイライン」。
もちろんR34スカイラインをベースとしているものの、見た目はまんま当時の鉄仮面。
こうやって見ると、やはりスカイラインはずっとスカイラインらしさを貫いていたということがわかりますね。
カラーリングも当時のまんま、しかし「TOMICA(トミカ)」の文字はLBWKへ、ダンロップ(DUNLOP)ロゴはアドバン(ADVAN)ロゴへ。
ホイールはゴールドのメッシュからブラックのボルク製に。
除雪車みたいなフロントスポイラー、リアウイング、フロントフェンダー上のフィン、ボンネット上のダクトなども現代風にアレンジして再現されています。
そしてエンジンは「当時」を意識したL型直列6気筒、そして3.1リッターへとボアアップしたものへとスワップ。
もう一台の目玉は「ドライカーボン」ボディを持つ”LB-Silhouette WORKS GT NISSAN 35GT-RR”。
これは先日イラストともにそのエアロキット構成が発表された「日産R35 GT-R向けのLBシルエットワークス」ですが、これにはFRP、FRPとドライカーボン、そしてドライカーボン版とがあり、このドライカーボン版を選択するとタイヤ/ホイール、ローダウンサスペンションなどを含めると「1000万円くらいのカスタム費用が必要」。
リバティーウォークがGT-R用新作エアロ発表!ドライカーボン製だと748万円、ホイールや取付工賃を含めると総額「1000万円級」のカスタムに
つまりはGT-Rがもう一台買えるほどの価格だということになりますが、今回リバティーウォークはこれは東京オートサロンにて披露したわけですね。
とにかく大迫力としか表現のしようがないカスタムカーですが、こちらも相当な話題を呼びそうです。
VIA:Liberty Walk(1), Liberty Walk(2)