Image:NISSAN
| 今回のフロンティアのフェイスリフトにおいて、日産はかなり実用的な改良を行ってきた |
加えて内外装のアピアランスが向上し魅力も大きく引き上げられる
さて、日産がその中型ピックアップトラック、ピックアップトラック「フロンティア」をリフレッシュし2025年モデルとして発表。
フルモデルチェンジではなくフェイスリフト扱いとなりますが、内外装がよりタフ&ワイルドになり、「初」となるワイヤレス接続によるAppleCarPlayとAndroid Autoが与えられるなど利便性の向上が図られています。
新型日産フロンティアはこう変わった
そこで新型日産フロンティアを見てみると、フロントエンドが従来モデルに比較して「角ばって」おり、特にグリルフレームとその下のスキッドガードにつながるあたりが顕著かと思います。
後部だと(PRO-XとPRO-4Xグレードの)テールゲートにパネルが取り付けられ・・・。
中央にはオレンジで縁取られた日産ロゴ。
このオレンジについては(オフィシャルフォトに採用される)ボディカラーの”アフターバーンオレンジ”にマッチしており、しかし他のボディカラーを選択した場合にこのオレンジアクセントがどうなるのかは不明です。
なお、ホイールはオシャレなデザインに更新され・・・。
しかしタイヤとあわせてちょっと小さいようにも思えるので、アフターマーケットにて供給される製品へと交換する人が多いのかもしれません。
新型日産フロンティアのインテリアはこう変わった
そしてこちらは新型フロンティアの内装。
「SV」以上のグレードではワイヤレス接続が可能なApple CarPlayとAndroid Autoを備えた12.3インチサイズののインフォテインメント スクリーン、そして6方向に調整が可能なパワードライバーシートが標準装備。
このほか(北米市場で熱望されていたという)チルト/テレスコピック ステアリング ホイールとスライド式リア ウィンドウも装備されています。
その他の変更点としては、インテリジェントアラウンドビューカメラ システムが(オフロード モードにおいて)最高時速12マイルで機能するようになったほか、車線逸脱警報、後方横断交通警報、死角警報など、多数のドライバーアシストが標準装備されるようになり、実際の使用における利便性が大きく向上したと考えて良さそうです(日産は今回のフェイスリフトにおいて、消費者の意見を真摯に反映させたものと思われる)。
ちなみにエクステリアからは「FRONTIER」の文字が消えたものの(逆に)インテリアでは強調されており、その理由としてはブランディング(外装においては日産ブランドをまず優先して押し出したい)、そして満足度向上(主にオーナーしか目にしない内装ではフロンティアという固有名を押し出すことで固有の車種に対するロイヤルティを形成しようとしている)にあるのだと考えています。
現時点ではこの新型フロンティアについて日本導入の計画は公表されていないものの、トヨタが「ハイラックス」を日本でも販売し、三菱が「トライトン」の市場導入を行った今、日産にもこのフロンティアの日本での発売を希望したいところでもありますね(実際に購入するかどうかは別として、ぼくはトラックが大好きである)。
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参照:NISSAN