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トヨタが「セリカ」の商標権を延長!現在の自動車業界の流れを反映し、「SUVとして」新型セリカが登場という予測も登場

トヨタ・セリカ(WRC)

| もともとWRCイメージが強いだけに、クーペSUVとして発売すれば販売に貢献できそう |

さて、トヨタが北米において、「セリカ(CELICA)」の商標を更新した、との報道。

以前にも「商標再登録」が報じられており、その期限が切れる前にトヨタはこの権利を延長したということになりそうで、その意図としては2つが考えられ、「トヨタの重要なヘリテージのうちのひとつである”セリカ”を他社に使用されたくないから」、そしてもうひとつは「セリカを実際に発売する予定があるから」。

参考までに、日本においては2022年9月18日まで「セリカ」の商標が有効になっています。

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トヨタはかつてセリカの復活に言及したことがあるが

なお、トヨタはスポーツカーブランドとして「GR」を持ち、現在はGRスープラ、GRヤリスが発売中。

そこに直近で加わるのが「GR86」だと思われますが、トヨタは過去に「MR2とセリカの復活」についても示唆しています。

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GRブランドから発売するスポーツカーとしては上述のとおり「GRスープラ」があり、これはGT4クラスの競技用マシンを発売するなど、(サーキットでの)モータースポーツに直結するクルマ。

GRヤリスはラリー(WRC)参戦用としてモータースポーツとの関わりが(開発段階から)深く、86はGRブランドのエントリーモデルとして重要なポジションを担います。

ここにもしMR2とセリカが加わるとなると、「それぞれの役割」が何なのかということになりそうで、MR2はもちろんミドシップレイアウトを採用してピュアスポーツという位置づけとなりそう。

ただしこちらは「フルエレクトリックカー」としての発売が計画されているといい、以前のMR2とはちょっと異なる性格が与えられるのかもしれません。

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セリカのポジションはGRヤリスが引き継ぐことに

なお、かつてのセリカのポジションはGRヤリスが引き継いだと言ってよく、となるとセリカが発売される意味が非常に希薄。

エントリースポーツとしては86が存在し、WRC参戦の地位はGRヤリスが担い、モータースポーツはスープラが担当。

そうなるともうセリカの居場所は無いと考えることができますが、可能性があるとすれば、2023年に販売が終了すると言われるGRスープラの地位を引き継ぐこと。

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ただしスープラとセリカとではもともとのポジションが異なるため、セリカにその大役が務まるかどうかは不明です。

そこで現在、ウワサレベルにて語られているのが、「新型セリカはSUVとして登場するんじゃないか」ということ。

「セリカのSUV版」はアリ?

つまり、新型セリカはスポーツカーとしての地位を据えて、エクリプス「クロス」のようにSUVとして生まれ変わるのではということですが、これは特段珍しい話ではなく、日産は新型フェアレディZを「SUVに」ということをずっと議論していたといい、アウディTTについても「スポーツクーペ」から「クーペSUVに」という話も出ています。

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実際のところ、多くの自動車メーカーにおいて「SUV販売比率が過半数を超える」状態となっており、この現状を鑑みるに、スポーツカーにこだわり続けるのはナンセンス。

トヨタは現在(レクサス含めて)SUVラインアップ強化へと移行しており、しかしその流れの中で「クーペSUV」は現在存在せず、よってセリカをクーペSUVとして復活させるのは非常に”現実的”な案かもしれませんね。

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