ベルギーのカスタムバイクビルダー、フレッド・クルーガー氏がドゥカティ・ディアベルをヘビーにカスタム。
フレームやタンク、シートやエキゾーストシステムは大きく作りかえられ、元の面影はライトに残す程度となっており、これまでにないイメージのモディファイとなっていますね。
バイクのカスタムについてはアメリカンやサーフ、クラシック、ストリートファイターなど様々なものがありますが、今回はちょっと未来っぽくもあり、クラシックなイメージも感じられるものとなっています。
ハンドルもかなり絞られているようで凝縮感の感じられる仕様に。
こちらがクルーガー氏。
ワンコもイカツいですね(何人か殺ってそう)。
フィアット御曹司、ラポ・エルカーン氏率いる「ガレージ・イタリア・カスタムズ」がドゥカティ・ディアベルをカスタム。
これまでもラポ・エルカーン氏の展開するファッションブランド「イタリア・インディペンデント」とドゥカティ・スクランブラーが正式にコラボした限定モデルが販売されたこともあり、同氏とドゥカティは比較的近い関係にあります。
今回のディアベルについてはカスタムの範囲が広く、ブルーカーボンや特殊な加工が施されたアルミ、アルカンタラの使用に始まり、ホイールやブレーキキャリパー、グリップやミラーといったところまでブルーにペイント。
なお、このカラーカーボンについてはウブロとイタリア・インディペンデントとのコラボモデルにおいて過去に使用しており、今回のカスタムについてはそれら腕時計からインスピレーションを得たのかもしれませんね。
なおラポ・エルカーン氏は上述の通りフィアット一族出身で、現在はフェラーリの役員に就任。
そしてドゥカティは(身売りの話が出ているものの)ライバルであるランボルギーニが株式を保有しており、通常であれば考えにくいコラボではあります。
加えてラポ・エルカーン氏は(例の拉致狂言で逮捕された後でも)BMWとのコラボレーションによってアートカーを発表しており、ぼくらが考える以上に「フィアット創業者」の存在は大きく、自動車メーカーとの競争関係をも超えた「自動車業界の重鎮」的な存在なのかもしれません。
なお、ラポ・エルカーン氏は「何かと何かを結びつける」のが得意であり、自身が「フィアット500」を現代に蘇らせるにあたってファッションブランド「ハイドロゲン」とのコラボ製品を発売し、同じくハイドロゲンではアルファロメオ、MVアグスタといったダブルネームも展開。
その後はフィアット500×グッチや、同じくフィアット500とディーゼル、その流れでドゥカティとディーゼルを結びつけたり、という異業種間コラボを次々実現させていますね(アバルトとフェラーリとのコラボモデルもラポ・エルカーン氏が噛んでいたのかもしれない)。
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