| 本社近くに開業予定 |
ドゥカティがテーマパーク(というかアトラクション?)をオープンさせる、という報道。
これはドゥカティ本社のあるイタリアはエミリア・ロマーニャ地方にて営業中のMirabilandiaテーマパーク内に、幾つかのアトラクションを2019年までに運営開始する、というもの。
内容としてはジェットコースター、VRシミュレーター、ショールーム、レストラン、関連グッズを販売するショップなどなど。
つい最近までは売却が噂されたドゥカティ
その名も「ドゥカティ・ワールド(Ducati World)」とされ、ドゥカティのライセンスビジネスを管理する担当者は「ドゥカティワールドは興奮を約束する」と自信満々。
なおこれはドゥカティが直接運営するのではなく、ドゥカティよりその名称使用の権利を受けた別会社が「ドゥカティ・ワールド」として展開を行うもの。
現在自動車メーカーもしくはバイクメーカーの名を冠したテーマパークだとアブダビの「フェラーリ・ワールド」があり、この成功を受けてスペインに「フェラーリ・ランド」がオープンしたばかり。
なおフェラーリはさらにアメリカにもテーマパークを開業させる計画もあるとも語っており(といってもドゥカティと同じく別会社の運営になりますが)、さらにF1もドバイにテーマパークを開くことを検討中、と報じられます。
ドゥカティは最近まで身売りの話があったことが記憶に新しく(業績不振が売却の理由ではありませんが)、その割にはかなり今回の話はアグレッシブ。
ドゥカティ・ワールドについてはどれくらいの人が訪れるのかは不明ですが、もちろん何らかの勝算あってのことなのでしょうね。
ちなみにドゥカティとランボルギーニは同じ地域に本社があり(ボローニャ)、マセラティもほど近く、そしてフェラーリもそこから数十キロ離れたところに本社を構えており、その周辺は「大御所」が揃う地域でもあります。