| ボディカラーはカタナとおなじ「シルバー」と「ブラック」 |
スズキがまさかの「カタナとスイフトスポーツとのコラボモデル」、”スイフトスポーツ・カタナ”を30台限定にて発売。
もちろんこの「カタナ」とは1981年に発売され、2018年に新型が発表されたバイク(ぼくも乗ってた)。
なお、世の中にバイクメーカー、自動車メーカーは数あれど、スズキは「バイクとクルマの両方を作っている」数少ないメーカー(ほかにはホンダ、BMW、プジョー、KTMくらい)。
ただし両者が乗り入れることはこれまでに例はないと記憶していて、それだけにけっこうな衝撃を受けています。
残念ながら発売はオランダ限定
この「スイフトスポーツ・カタナ」は残念なことにオランダ限定のみの発売となり、ボディカラーはカタナ同様にシルバー(プレミアムシルバーメタリック)とブラック(スーパーブラックパール)の二色が設定され、シルバー15台、ブラック15台の振り分けとなっています。
そのほかの特別装備としてはボンネットストライプ、サイドグラフィック、グリルフレームのレッドトリム、「刀」マーク、ブラックのOZ製ホイール(センターキャップはカーボン製)とミシュラン・パイロットスポーツ4、Cピラー上の限定ナンバリング。
タイヤ銘柄指定というところも驚きですが、スイフトスポーツ・カタナについては車高調整式サスペンション、強化スタビライザ、スポーツエキゾーストシステムが装着されるなど「かなりな本気仕様」。
ボディサイドには「刀」文字。
なお、このグラフィックは漢字の「刀(かたな)」に日本刀を配しているので、日本人にとっては「刃(やいば)」にも見えますね。
さらにこのカタナマークはフロアマットにも再現されている、とのこと。
Cピラーには限定モデルであることをあらわすナンバリング。
ドアミラーには「コントラストカラー」が採用され、全体的に引き締まった印象ですね。
スイフトスポーツ・カタナの内装はこうなっている
そしてインテリアにおいてもこだわりが発揮され、ステアリングホイールの12字部分にはレッドのセンターマーク入り。
そのほか、ステアリングホイールのスポークや、マットにも「KATANA」の文字が再現されています。
なおステアリングホイール/シフトブーツのレッドステッチ、メーターやセンターコンソール、ダッシュボードの「レッド」は標準仕様のスイフトスポーツでも採用されるもの。
シート形状はベースとなるスイフトスポーツと同じですが、表皮やパターンは専用となり、「KATANA」そして限定ナンバリングが刺繍にて表現。
スズキ・カタナはこんなバイク
初代カタナは1980年、やはりケルンにて発表され、当時は「ケルンの衝撃」と呼ばれたほどインパクトのあったモデル。
当初は逆輸入扱いで販売され、1991年にはGSX250Sカタナ、1992年にはGSX400Sカタナ も登場。
さらにその後SF的なGSX750S(3型カタナ/パナタナ) が登場するもその後ニューモデルが発売されることはなく、そして今回発表されたのが「ニューカタナ」。
なお、新型カタナはシルバーに加え、はじめて「ブラック」が設定されたことでも話題となっていますが、今回のスイフトスポーツ・カタナはまさに新型カタナと高いシンクロ率を持ったスペシャルモデルと言えるかもしれません。