| ピニンファリーナは正式にDCコミックとも契約、正真正銘のバットマン仕様 |
この勢いにてぜひバットモービルも発売して欲しいところだが
アウトモビリ・ピニンファリーナがワーナー・ブラザースと契約を締結し、「(バットマンに登場する)ブルース・ウェインにインスピレーションを得たオーダーメイドのピュアエレクトリックカー」を発表。
これらは4台にて構成され、うち2つはB95、残る2つはバッティスタをベースとしており、「ゴッサム」「ダークナイト」という2つの仕様にて提供される、とのこと。
ちなみにですが、これらの発売に際してピニンファリーナ、そしてワーナー・ブラザース(とディスカバリー・グローバル・コンシューマー・プロダクツ、そしてレリバンス・インターナショナル)はBruceWayneX.comなるサイトを立ち上げており、 ここではブルース・ウェインをイメージした様々なプロダクトを提供することになりそうです。
気になるピニンファリーナのハイパーカーの価格はバッティスタで3,400,000 ユーロ(現在の為替レートにて約5億7300万円)、B95は490万ユーロ(同8億2600万円)に設定されており、しかし販売台数については現時点では非公開。
ピニンファリーナ・バッティスタ/B95「ゴッサム」「ダークナイト」はこんな仕様を持っている
そこで今回発表されたバッティスタ/B95「ゴッサム」「ダークナイト」を見てみると、どのモデルを選択するかに関係なく、すべてのモデルに独自のドアシルプレートと、「ブルース ウェインの忠実な執事でありアシスタントである、アルフレッド・ペニーワースにインスピレーションを得た指示音声を持つ」、さらには「ウェイン エンタープライズにインスピレーションを得た」HMI ディスプレイ表示が備わっており、これはファンにはたまらない演出かもしれません。
これら4台の車両すべてには、1,900馬力を発生するクアッドモーター、そこへ電力を供給する120kWhリチウムイオンバッテリー パックが搭載され、0~100km/h加速は2秒未満。
いずれのモデルも通常のラインナップからいくつかの変更を受けており、バッティスタは「テールゲートのシャークフィンと、リアのエアブレーキと、車両サイドボディに向けて全体的な空力効率を向上させるための前後カーボンファイバーウィングの開口部」を持つとされ、もちろんウェイン・エンタープライズのロゴも入っているほか、「インテリアの雰囲気を明るくするため、ルーフの大部分が曲面ガラスにて構成される、全く新しいドアとルーフデザイン」を持つのだそう。※B95の変更点についてはまだアナウンスされていない
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— Automobili Pininfarina (@AutomobiliPinin) April 30, 2024
「ゴッサム」「ダークナイト」の違いだと、ゴッサムでは「ブルース・ウェイン意識した、紳士的な洗練を反映し」 ボディはアルジェント・ヴィットリオ、ルーフはネロ・トリノ。
ホイールはグロス/マットブラック双方を使用して仕上げられた20インチおよび21インチホイール、内装にタンレザー。
The Automobili Pininfarina Battista is coming to life, moving serenely from the darkness into the light.
— Automobili Pininfarina (@AutomobiliPinin) April 19, 2024
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ダークナイトではネロ・プロフォンドのボディワーク、ネロ・トリノのルーフ、セラミックポリッシュのホイール、そしてゴールドのコントラストステッチを持つブラックレザーとアルカンターラのインテリアを持つ、とアナウンスされています。
ピニンファリーナ・バッティスタ/B95「ゴッサム」「ダークナイト」のプロモーションビデオはこちら
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参照:Pininfarina