| このまま行けば本当に発売されそう |
ピニンファリーナが北京モーターショーにて、香港のEVスタートアップHKG=Hybrid Kinetic Groupとのコラボレーションにて開発を進めるEV、K350とH500とを公開。
すでにH600/HK GTは公開済みですが、いずれもHKGがその特徴だと掲げる「縦方向のルーバーを持つ大型グリル」を装着しており、同様にHKG得意の「薄型ヘッドライト」と組み合わせとなっています。
K350はスタイリッシュなSUV
こちらは「K350」。
さすがピニンファリーナ、と唸るスタイリッシュなルックスを持っています。
ドアハンドルはフラッシュマウントでウインドウはブラックアウトされた「フローティングデザイン」。
これによってSUVにもかかわらず重心が低く見えるようですね。
インテリアは極めて先進的。
ステアリングホイールなど操作系が前面に押し出されていることからもわかるとおり「自動運転」は考えていないようですが、そのぶん現実的で、今すぐにでも発売できそうな使用を持っていると思います。
出力は403馬力で0-100キロ加速は4.7秒、最高速度は時速250キロ、とアナウンスされており、なかなかの高性能ですね。
H500はクーペ風セダン
同時に発表された「H500」もなかなかにスタイリッシュ。
フロントグリル、ヘッドライトはK350同様のデザインを持ちますが、ルーフはK350のような「フローティングデザイン」ではなく、これはおそらくリアの緩やかに傾斜するルーフラインを見せたかったからなのかもしれません。
こちらは402馬力で0-100キロ加速は4.5秒、航続可能距離はなんと1000キロ、というスペック。
やはりインテリアは先進的で、「2段」となったディスプレイが大きな特徴。
K350同様に物理スイッチが少なく、殆どの操作をタッチパネルで行うようですね。
なお、ピニンファリーナはフェラーリのデザインでも知られる名門カロッツェリア。
現在はインドのタタ傘下にありますが、現在はこのHKG、ほかにベトナム初の自動車メーカーであるVinFastのデザインを担当。
加えて新たに「アウトモビリ・ピニンファリーナ」を設立し、台数限定にて超高級EVメーカーへの転身も発表していますね。
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