今度は安全性においてヒュンダイが高評価。ヒュンダイは本当にいい車になったのか？

なにかと（調査やアンケートにおいて）評価の高いヒュンダイですが、今回はIIHS（米道路安全保険協会）による安全性のテストにてジェネシス（ヒュンダイ）がやはり優れた結果を獲得することに。
ヒュンダイは先日、BMWやメルセデス・ベンツを名指しで批判し、「小手先のテクノロジーにおぼれている」、「我々ヒュンダイはそういったことではなく、根本がしっかりした車をつくる」と発言していましたが、今回それが立証されたということに。

IIHSによると、事故を減少させるのにもっとも重要なのは前面衝突予防に関するデバイスとしており、これの装備で追突事故は40％減少する、としています。

ただしこの前面衝突防止デバイスの性能については各社差があるため、IIHSではこの性能を「ベーシック」「アドバンス」「スーペリア」に分類。
さらにそのなかで「スーペリア」つまり最高レベルの前面衝突予防デバイスを持ち、かつ衝突試験において「前面衝突」「側面衝突」「ルーフ強度」「ヘッドレスト評価」「25％オフセット衝突」の5項目で「Good」の評価を得たのが下記モデルだと公表。

アウディやメルセデス・ベンツ、安全性には最大限の注意を払うボルボと並んで「ジェネシス」が並んでいますが、ここまで来ると「本当にジェネシスは優れた車なんじゃないか」と思わせるところがありますよね（さすがにここまで多くの調査機関をコントロールするのは難しそう）。

ヒュンダイは相当数のエンジニアやデザイナーを欧州自動車メーカーから引き抜いていますが、それで「ここまでできる」というのも驚きではあります。