
| ケーニグセグのクルマは「アゲーラより前」「アゲーラ後」でその価格が大きく変わるようだ |
さて、アメリカのエキゾチックカーディーラーにて、ケーニグセグのハイパーカー「CCX(総生産台数は29台)」が売りに出されているものの、その価格が「わずか」1,259,900ドル(1億3800万円)だとして話題に。
ケーニグセグは1993年に設立され、その後CC8S(2002~2003年)、CCR(2004年~2006年)、そして2006年にはこのCCXを発売しています。※CCXのバリエーション、CCXRは映画「ワイルド・スピード」に登場したことでも知られる
CCX=コンペティション・クーペ・X
このCCXとは「コンペティション・クーペ・X(X=10。最初のプロトタイプであるCC Prototypeから10周年の意味)」の略で、搭載されるエンジンは4.7リッターV8(フォード製がベース)ツインスーパーチャージャー、出力は817PS。
トランスミッションは6速MT、0-100km/h加速は3.2秒、最高速度は実に395km/hを誇ります。
 
なお、開発当初からアメリカ市場での販売を考慮しており、そのために各種規制をクリアしていることも特徴。
大柄なアメリカ人にあわせ、全高が(先代のCCRから)41ミリ高くなっています。※ルーフはタルガトップ
前後バンパーもアメリカの衝突安全基準に適合させており、その結果として全長は(CCR比で)88ミリ延長されることに。
 
車体構造はカーボン製のバスタブシャシーにカーボン+ケブラー製の外装を持ち、そのため車体重量はわずか1,180kgと非常に軽量に仕上がっています。
 
ドアはいったん外に出てからくるっと90度回転する「ラプタードア」。
 
走行わずか、コンディションは新車同様
なお、このケーニグセグCCXは2019年7月にサービスを受け、その後走行したのはわずか20マイル。
まさに新車コンディションだと言って良さそうですね。
 
エンジンルーム内部、エキゾーストシステムもまさに新車同様。
 
ケーニグセグCCXのインテリアはこうなっている
こちらはケーニグセグCCXのインテリア。
カーボンやアルカンターラがふんだんに使用されており、金属パーツは「削り出し」のようにも見えますね。
いまでも世界第一級の走行性能を誇り、素晴らしいコンディションと希少性を持つものの、その価格はずいぶん安いようにも思われ(ただしこの後継モデルのアゲーラになると価格が一気に上がるようだ)、将来的な資産価値を考慮すれば「今が買い」なのかもしれません。
 
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