ランボルギーニ・ウラカンの洗車後について。
ガヤルドでは洗車後にアンダーパネルに水がたまり、洗った後に車を動かさないとなかなか水が抜けない、ということがありました。
かつ、洗車の際に使用する水によってローターが錆びてしまい、結果としてブレーキが固着することで発進が困難になる(クラッチに負担がかかる)という問題もあり、同様に洗車後には車を動かす(しかも水分が蒸発するほどパッドに熱を入れないといけない)必要があったわけです。
ウラカンを先日洗車し、(あえて様子を見るために)その後数日置いて乗ってみたのですが、カーボンセラミック製のブレーキローターは当然サビないので固着はまったく無し。
パッドの方に錆びる金属が入っていれば、ローターが錆びなくてもパッドの錆でブレーキが固着するのではと考えていましたが、その心配も杞憂に終わったようです。
洗車後に車を動かさずに済むのは非常に楽なもので、雨の日でも洗車をガレージ内でできますし(洗った後にそのまま動かさずにおける)、拭き取りの難しい隙間の水が走行中に出てきて、せっかく拭きあげたボディを汚す可能性もぐっと減ります。
なお、ポルシェ・ボクスター(981)、911カレラ(997)ではブレーキの固着はないものの、パーキングブレーキが固着するため、洗車前にはパーキングブレーキを解除し、タイヤ止めを使用して洗車していました(次に乗る時か、完全に乾燥するまでパーキングブレーキは使用しない)。
ウラカンはそういった気遣いも無用であり、こういったところを考えても、ウラカンは非常に維持しやすい、乗りやすい車と言えますね。