| JK世代のラングラーしか乗ったことがないぼくには衝撃の進化度合いだった |
やはりジープはどこかの段階で買わねばならないだろう
さて、オーナーさんのご厚意にて、日本導入前のジープ・グラディエーターを見せていただき、さらに試乗までさせていただけることに。
このジープ・グラディエーターはラングラーをベースにしたピックアップトラックですが、ボディサイズは全長5,537ミリ、全幅1,875ミリ、全高1,933ミリ、重量は約2,800キロという巨体を誇ります。
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なお、ぼくのポルシェ・マカンSを並べると、マカンSがコンパクトカーのように見えるのが衝撃的。
ジープ・グラディエーターはこんな外観を持っている
そしてジープ・グラディエーターの外観ですが、こちらは米国仕様なのでじき発表される日本仕様とは細部が異なるものの、現状では「(米国仕様の)ほぼノーマル」とのこと。
ノーマルと異なるのは、この電動式タラップに・・・。
フードのセキュリティロック(米国仕様のままだと簡単に外部からフードを開くことができる)。
ちなみに米国仕様は日本仕様よりもフェンダーが高い位置に取り付けられている、とのこと。
グレードはラングラーにも設定されている「オフロード走行性能を向上させた」ルビコン。
随所にレッドのアクセントが見られます。
Jeepバッジなどもレッドのアクセント入り。
タイヤは外形33インチのオールテレーン。
ホイールには「ウィリス ジープ」のアイコンが入ります。
ウインドウにもウィリス ジープのアイコンが入り、ちょっと「ニヤリ」としてしまうところですね。
ショックアブソーバーは標準にてFOX製が装着されています。
こちらはテールゲートを閉じたい状態ですが・・・。
開くとこう。
表面には傷つき防止のための加工が施されます(パッケージオプションとのこと)。
テールランプはコンパクト、そして立体的なLED。
ジープ・グラディエーターのインテリアはこうなっている
そしてこちらはジープ・グラディエーターのインテリア。
ブラックを貴重にレッドのアクセントが入り、シルバーのメタル調パーツが用いられています。
セレクターやシフトレバーはかなりゴッツい感じです。
リアシートにリクライニング機能はありませんが・・・。
座面を跳ね上げると(左右別々に跳ね上げ可能)細長い収納トレーが出現し、アメリカだとここに「ライフルやショットガンなどの銃火器を収納」する、とのこと。
ジープ・グラディエーターはけっこうフレンドリーな乗り心地を持っていた
そしてオーナーさんの厚意に甘えて実際にジープ・グラディエーターを試乗させていただき、しかしぼくはこういった全長が長いクルマを運転したことはなく、おっかなびっくりでの運転です(以前にラングラーを運転したことはあるが、車体サイズはぜんぜん異なる)。
ちなみにぼくが以前に運転したことがあるのはJK世代のラングラーなのですが、その時の印象は(楽しいけど)トラックっぽいというもので、よってぼくの中でジープというと「トラック的な乗り心地」であったものの、今回運転させていただいたグラディエーターはいい意味で「フツウに運転できるクルマ」。
正直これには驚かされ、そのトラック的乗り心地(と最小回転半径の大きさ)から「毎日乗るのはちょっとな・・・」とジープの購入を見送っていた身ではありますが、一瞬で「これだったら即買ってもいいんじゃないか」と翻意することとなっています。
ぼくはスポーツカーを選ぶことが多く、よって「スポーツカー好き」だと思われることも多いものの、実際にはオフローダーにもけっこう興味があり、つまりは「オンロードだろうがオフロードだろうが、その状況において最大のパフォーマンスを発揮するように設計された」クルマに興味を惹かれ、言い換えると「特定の目的のために割り切った(日和らずに切り捨てるべきものを切り捨てた)」クルマが好きだということになります。
そしてジープはオフロード方面においては「究極」の走行性能を備える一台であり、つねにぼくの興味の対象でもあったわけですね。
そして今回、グラディエーターを運転させていただくにあたり、その乗降性、静粛性、オンロードでのブレーキ性能やストップ&ゴーにおけるマナー、車線変更時の挙動などあらゆる面において「毎日気兼ねなく乗れる」と感じるにいたり、真剣に購入を検討する必要がある、と感じた次第です(ただしぼくの場合は駐車場のスペースの関係上、ラングラーになる)。
さらにジープには独特の世界観があって、カスタムの可能性がほぼ無限というところも非常に魅力的でもあり、ジープを購入するということはクルマを購入するという範疇を超え、あらたなライフスタルの可能性を手に入れるということになるのかもしれません。
なお、こういったゴッツいタイヤを履くにも関わらずロードノイズは相当に抑えられており、実際に走ると「えっ」と驚くほど静か。
ジープは現在世界中で非常に高い人気を誇り、日本においても販売を大きく伸ばしているといいますが、実際に触れ、そして乗ってみるとその理由にも納得です(アメ車もずいぶん品質や快適性を向上させていて、日本含む世界中の市場への親和性を高めている)。
最後になってしまいましたが、今回貴重な機会を与えてくださったオーナーさんには心より感謝いたします。
その他の画像はFecebookのアルバム(ジープ・グラディエーター・ルビコン / Jeep Gladiator Rubicon)に保存中(Facebookeページのフォローお願いします!)。
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