
| コーティングは「汚れにくい」だけではなく「汚れが落ちやすく」「力を入れて洗わなくても良いので塗装が傷つきにくい」というメリットも |
コーティングは「価格」ではなく「技術」で選ぶべき
さて、ランドクルーザー250のコーティングが完了。
お願いしたのはおなじみ神戸の煌(きらめき)さんで、今回は「ボディ+ホイール+ウインドウ、そして運転席シート」というメニューです(ありがとうございます)。
ここ最近だとランボルギーニ ウラカンEVO RWD、トヨタ クラウンスポーツ、フェラーリ296GTBなどのコーティングをお願いしていますが、ぼくが全幅の信頼を置く数少ないショップさんのひとつでもありますね。
ランドクルーザー250の内外装コーティングにはこんなケミカルを使用する
そしてボディとホイールのコーティングに使用するのは「NASIOL ZR53」。
クラウンスポーツのコーティングに使用したものと同じ製品で、その耐久性はクラウンスポーツで実証済み。
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トヨタ クラウンスポーツにナノセラミックコーティング施工。コーティングは「設備」「使用するケミカル」そしてなにより愛情が重要である【動画】
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今までのケミカルだとホイールコーティングの効果が走行距離とともに(熱やダストの影響なのか)徐々に弱まってきたものの、クラウンスポーツにおいては「まったく」そんな気配もなく、コーティング施工直後から売却するまでの間、変わらぬ撥水性と強靭な被膜を維持してくれたのがこのZR53(フェラーリ296GTBの場合、プロテクションフィルム用のケミカルを使用しており、このZR53とはまた別の製品を用いている)。
もちろんボディにおいてもまったく劣化を見せず、最後の最後までボディを美しい状態を保つことができ、それがクラウンスポーツの高額査定につながったのだとも考えています。
そして最近のトヨタ車では「ピアノブラック」のパーツも多く、しかしこの強靭なコーティングを施しておけば洗車キズを気にせずガシガシ洗うことが可能です(クラウンスポーツでは、ドアハンドルやボディアンダーなど、ピアノブラックのパーツに終始磨き傷が入ることはなかった)。
そして最近のトヨタ車ではなぜか「ドアハンドル」「ガーニッシュ」など、傷が入る可能性が高い部分にピアノブラック仕上げが採用されており、よってこれらへのコーティング施工は”傷つき防止”の関連からも非常に効果的だと考えています(手が触れたとしても傷がつきにくい)。
そして樹脂パーツにもコーティングを施工いただき・・・。
黒いパーツはより黒く。
なお、ランクル250はけっこう入り組んだ部分が多いのですが・・・。
細部に至るまでしっかり養生し、部位ごとに機材を使い分けて磨いてゆきます。
とんでもなく細かいところまで丹念に磨いてくれるのもまた煌さんならではですが、トヨタやレクサスのクルマは「フロントグリルの目が入り組んで」いて、ここをコーティングしてもらっておくと洗車の手間が大きく軽減されるため、非常に助かっています。
ちなみにこちらは「施工前」。
新車であっても実はけっこう汚れているもので、これらの汚れが「すっきりと落ち」、そしてコーティングによって「汚れにくく」なるのはありがたいですね。
狭いところは小さなポリッシャーを使用し・・・。
面積が大きな部分には大きなポリッシャー。
ナンバープレートなど「外せる部分は外して」磨いていただき・・・、
あらゆる部分に溜まった汚れが取れてスッキリ。
シートのコーティングに使用した液剤はレザーケア専門メーカー「ガイスト(ドイツ)」が開発した「Repel(リペル)」という製品で、これは「溶剤ベースではない(レザーを傷めない)」「汗や湿気に強い」「通気性に優れる」「臭いが残らない」「レザー本来の質感に影響を与えない」という特徴を持っています。※これはフェラーリ296GTBに使用してもらったものと同じケミカル
ランクル250のシートは汚れが目立たない色合いを持つものの、やはり「汚れない」に越したことはなく、よってシートのコーティングは非常に有用でもありますね。
その後は赤外線にて液剤の「焼付け」を行い・・・。
完璧な仕上がりに。
なお、コーティングを行っておくと「汚れにくい」というメリットのほか、洗車時に「力を入れなくても汚れを落としやすい」「洗車キズを気にせず洗える」という利点も生じるため、ぼくとしては「コーティング必須」。
そしてコーティングは「使用するケミカル」「施工技術」がモノをいうため、「価格」ではなく「技術」でショップを選ぶべき(優れたショップを探すのは非常に難しい)。
その意味では煌さんには全幅の信頼を置いており、これからも様々なクルマにおいてお世話になることとなるのは間違いないと考えています。
なお、クロス、クリーナー、保護用のリキッドなどメンテナンス用品一式も付属させてくれるため、この美しさを長期にわたり自分でキープすることが可能です。
トヨタ ランドクルーザー250へのコーティング施工状況を収めた動画はこちら
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