さて、ペニンシュラホテル香港へのチェックインと部屋の様子。
ぼくはホテルをさほど気にするわけではない(ホテルにいる時間が短い)ので今まではこういった高級ホテルに宿泊することは稀であったのですが、何処のホテルでもストレスになるのがチェックイン。
というのも、なぜそんなに待つ必要があるのかというほど待たされ、かつ受付の人はやたらカタカタとキーボードを叩いていたり(なにをそんなに入力するのか不思議)、と疲れた状態で荷物を持っているのにウンザリすることがあるのですね。
そこへゆくとペニンシュラ香港は優れており、今回はロールスロイスの送迎を頼んでいたこともあってか、エントランスに到着すると副支配人が出迎えてくれ、車から降りてそのままレセプションをスルーして部屋へ直行。
そしてその部屋の中で副支配人の持つ端末を使用してゆっくりくつろぎながらチェックイン、という流れです。
なお部屋にはウエルカムシャンパンとマカロン、チョコ、ケーキが用意されており、フルーツの準備も。
マカロンやチョコレートはひとつひとつ、バラの花びらの上に載っています。
シャンパンはフルボトルで、ペニンシュラ香港オリジナルのもの。
部屋には無線LANが飛んでおり、無料で使用可能。
また、この無線LANは館内にいれば、スパだろうがサウナだろうがプールだろうが再ログイン無しで利用可能。
だいたいのホテルだとフロアが変わるとログインし直す必要があったり、部屋の外では繋がりにくくなったりするのですが、ペニンシュラ香港ではそれがなく、ネット環境は非常に快適です。
こちらはチェックイン後に持ってきてくれた中国茶。
これはおみやげで、持って帰っても差し支えないもの。
中身は石鹸ですね。
ペニンシュラ香港の部屋の様子。
全体的には重厚でありながらもテクノロジーを取り入れたつくり。
ソファの横には雑誌。
ペニンシュラが発行しているもの、ハイブランドのカタログもあります。
クローゼット。
中にはガウンとゴツい木製のハンガー。
ガウン(バスローブ)は比較的薄くて軽く、しかしワッフル地になっているので吸水性が高くなっています。
タオル地でただ重いだけのバスローブが多いですが、このペニンシュラのバスローブは軽さと吸水性のバランスがとても良いと思います。
雨傘、レザー仕上げの靴べらも。
ソファの肘にはコースター。
普段は閉じていますが、引っ張り出すことでグラス類を載せることが可能に。
バッテリーチャージャー。
ライトニング、DOCK、ミニUSBなどiPhone、アンドロイド、デジカメに対応。
200Vなので日本の100Vよりも充電が速く完了するようです。
コンセントについて基本的に香港は三叉式ですが、日本のコンセントもそのまま使えるようになっておりアダプターは不要。
ただし作動電圧が100Vのものについては変圧器が必要となります(基本的に現在の家電はワールドワイド仕様なので変圧器を要するものはほとんど無い)。
スリッパ。
しっかりした肉厚の底を持っておりクッション性もあります。
ペニンシュラ香港は客室からスパやジム、サウナにゆくのにスリッパやバスローブでの移動を推奨しているので、こういった「外も歩ける」つくりなのでしょうね。
なお客室からそれらに行くのにロビー等を通る必要はなく、外部の人と顔をあわせることもありません。
ペニンシュラ・マニラの場合は客室からスパやプールに行くのにロビーやレストランを横切る必要があり(そのため一応ちゃんとした服を切る必要がある)、このあたりは構造の差と言えます。
読書灯。
レザー巻きのしっかりしたもの。
LED照明です。
デスクに置かれた竹。
竹は客室だけではなく、ペニンシュラ香港のあちこちに置かれています。
ミニバーやおつまみ類。
ポテトチップス、ナッツ、ミント他ディーン&デルーカの製品もあります。
ドリンク類はコカコーラ、ミルク、ココア、ビール、ウイスキー、ワイン、中国のお酒など。
関連投稿:ペニンシュラ香港のトイレはやはりペニンシュラだった件
ペニンシュラ香港の部屋について。
今回はトイレ編です。
トイレも結構広く、専用の洗面台がついています。
洗面台には石鹸がありますが、ペニンシュラ香港ではいたるところに石鹸が。
だいたいのホテルにおいて、石鹸は浴室にひとつあって、他で使うときは自分で持ち運べ的なところがありますが、ペニンシュラ香港は親切ですね。
タオルは全て「P」のマーク。
トイレットペーパーの三角折り部分には「P」の刻印。
これはペーパーを折った後にエンボス加工を施しているようです。
唯一残念なのはシャワートイレではないこと。
ドアは厚く、壁との接触部分には戸袋があるので開閉時の音が小さく、遮音性も高くなっています。
トイレ照明ももちろんタッチパネル式。
トイレ内からの通話も可能です。
関連投稿:ペニンシュラ香港~部屋の様子について。ネスプレッソもある備品について
ペニンシュラ香港の部屋の様子、備品編。
これは専用FAX。
電話は国内無料、海外についてもIP電話を使用(使い方を教えてくれる)すれば無料で国際通話が可能。
ビジネスセンターまで行かなくてもこういった機器が使用できるのはありがたいですね。
マニラのペニンシュラ・ホテルにも同様にFAXが設置されています。
レターセット。
様々な種類の用紙があります。
文具セット。
蛍光ペン、新品の消しゴムも。
鉛筆は手で削っているようです。
はさみがあるのは意外と便利。
こういった用意があるところを見ると、ビジネスにて長期滞在する人も多いのでしょうね。
ドライヤー。
こちらはネイル用ドライヤー。
こういった製品があることをはじめて知りました。
ドレッサー用の鏡。
これは電動で上下します。ライティングもオート。
なかなかに感動的です。
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中国茶用の茶器。
しっかりしたものですね。
当然、お茶も多数用意してあります。
ネスプレッソ。
コーヒーも飲み放題。
なお使用方法はディスプレイに日本語で表示されるなどの親切設計。
デカフェ、エスプレッソなど様々なカプセルがあります。
こうやって見ると、ありとあらゆるものが装備され、部屋を出ずにひたすらくつろげる、という感じですね。
ペニンシュラ香港は非常に高価なホテルではありますが、これらの内容を考えると、コストパフォーマンスはかなりいいんじゃないかと考えています。
ペニンシュラ香港の部屋について。
廊下を歩いているときにも思いましたが、漆塗りのような光沢のある木材の使用が特徴で、これが重厚感と高級感を演出しているように思います。
一方で部屋のカーテン、テレビ、オーディオ等は備えつけのタブレット(部屋に3セットのタブレットがある)もしくは壁面のタッチパネルで操作するという先進性もあります。
タブレットはリモコンとセットで専用スタンドに立てられ、特注のようですね。
予約時に日本人ということが予めわかっていたためと思われますが、タブレットの言語は日本語に(それにあわせて壁面タッチパネルも日本語に)。
もちろん他の国の言語も選ぶことが可能です。
タブレットの操作方法はこちら。
観光情報やホテルの情報、スペのメニューやレストランのメニューも見ることが出来ます。
これらはペニンシュラ香港のホームページでも見ることが出来ますが、サイトは英語表記なのに対し、客室のタブレットの表記はすべて日本語化されています。
テレビ番組は相当数あり、映画も全部無料。
ジュラシック・ワールドなど最新作も無料で見ることができ、有名な作品は過去のものも含めてかなりの数が収録されています。
テレビはかなり大きなサイズで音響設備もよく、映画を観るにも迫力の重低音が出ます。
こちらは壁。かなり立体的です。
金庫の中。ジュエリーボックスがあるのはペニンシュラならでは。
ここに靴を入れておくと、磨いておいてくれるようですね。
扉。重厚ですが滑りがよく、小さな力でも開閉可能。
戸袋が継いており、ドアを閉じた時の音も響かない静音設計です。
なお部屋は密閉性が高いのか非常に静かで、周囲の音は(外部含め)ほとんど聞こえません。
ホテルにありがちな、エレベーターの音や他の部屋の水道の音も聞こえず、非常に快適ですね。
ペニンシュラ香港の部屋の様子、バスルーム編。
大理石造りで、バスタブとシャワールームは別に(左側のガラス扉がシャワールームになっている)。
もちろんTVもついています。
バスタブに浸かったまま、テレビやラジオ、オーディオなどのコントロール、証明の調整がタッチパネルにて操作可能。
なお洗面台は当初欧米人を対象として設計・建設されたためかけっこう高めの位置にあります。
コンセントは香港式の三叉のほか、日本式のプラグも使用可能。
シェーバーはけっこう立派なもので、良く見かける使い捨てのものとはグレードが異なります。
歯ブラシも比較的しっかりしたもので、数日の使用にも十分耐えうるもの。
歯磨き粉の容量もけっこうありますね。
浴室内には電話用スピーカーもあり、コントロールパネルの設定にて浴室内通話も可能。
アメニティ類は一般的に必要とされるものが揃っており、歯磨きセット、石鹸、シェービングキット、シャワーキャップ、ネイルキット、綿棒、コットン、ソーイングキット、シャンプー、コンディショナー、シャワージェル、ローションなどなど。