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ローマ教皇も選んだ”いすゞD-MAX”に新型登場!コンセプトは「ビヨンド・ピックアップ」、トラックを完全に超えたプレミアムカー

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| いすゞD-MAXはフランシスコ教皇専用車、”パパモビル”に選ばれたこともある |

いすずがタイにて生産するピックアップトラック、「D-MAX(ディーマックス)」をフルモデルチェンジ。
日本では販売されていないので馴染みのない車ですが、フランシスコ教皇がイタリアはシチリアを訪問した際の教皇専用車”パパモビル”に採用されたことで一気にその名が世界中に轟くことに。

それまでの教皇はメルセデス・ベンツなどの高級車を(安全上の理由もあって)使用することが多かったものの、フランシスコ教皇は質素をよしとするその信条から、なにごとにも「お金をかけない」ことを考えているようですね。※自身の愛車はフォード・フォーカス
そして最近でもパパモビルとして日産のピックアップトラック「NP300」を選択するなど、「ピックアップ」を選ぶ傾向が強いのも一つの特徴であり、それはおそらく「他の人からもよく見えるように」という配慮からなのかもしれません。

ちなみに、これまでの教皇が防弾処理されたパパモビルに乗っていたのに対し(透明のカバー越しにしか教皇を見ることが出来なかった)、フランシスコ教皇はほとんど防弾装備のないパパモビルにて「生教皇」の姿を見せるなど、いろいろな意味で今までの教皇とは大きく異る側面を見せています。

なお、いすゞは日本国内において、2002年に乗用車販売から撤退していますが、かつては名車「ビークロス」、「ビッグホーン」をリリースしており、今回の新型D-MAX発売を機に「乗用車市場へ再参入」してほしい、と思うのはぼくだけではないはず。

いすゞD-MAXはこんなクルマ

そんなわけで、ぼくは「D-MAX」と聞くといつもフランシスコ教皇を思い出すのですが、D-MAXの初代が登場したのは2002年。
「D-MAXのD」はディーゼル、ダイレクト・インジェクション(直噴エンジン)、デュラビリティ(耐久性)、ドラゴン(イメージキャラクター)、ディーマーク(タイ語で”優れる””素晴らしい”という意味がある)を表す、とされています。

その後2011年に二代目へと突入し、今回発表されたD-MAXはじつに「3代目」。
17年かけて3代続いたということは、「それなりに高い人気を誇る」と考えて良さそうです。

実際、D-MAXはこれまでに「モーストポピュラーピックアップ」「最優秀省燃費ピックアップ」「ベストライフピックアップ」といった賞を現地で獲得しており、もっとも支持されるピックアップトラックの一台だそう。

現在のところ累計生産台数は400万台(マツダ・ロードスターの4倍売れている!)、販売される国は100カ国に至る、とのこと。

2020-isuzu-d-max (1)

新型D-MAXはこんなクルマ

D-MAXは「1トン積みトラック」という分類に属しますが、新型D-MAXはこれまでどおりパーソナルユース、商用の両方にて活躍することを想定したクルマ。
開発コンセプトには「Efficient and Robust」を採用し、”燃費性能、安全性を高めつつ、多様な使用環境、様々な使い方に耐えうる車”を目指しています。

具体的には防錆性能向上、渡河性能800mmを確保、(みかけによらず)セキュリティ、コネクティッドを考慮したエレクトリカルアーキテクチャ採用、操縦安性・乗り心地改善、ブレーキ性能向上といったところが示されています。

デザインにおけるコンセプトは「Beyond the Pick-up Truck」で、デザインはもちろん概念すらも従来のピックアップトラックを超えることを目標に掲げ、ウェッジシェイプを採用したボディライン採用にはじまり、Bi-LED採用プロジェクターヘッドライト、テールランプにもダブルLEDエッジライト採用など”プレミアムカーばり”の仕様。
リヤバンパー形状は「インテグレートステップバンパー」となり、これも従来のピックアップトラックとの差別化を図っているところ。

2020-isuzu-d-max (2)

エンジンについては新開発の3リッターディーゼルターボ(4JJ3)と1.9リッターディーゼル。
ターボエンジンについてはポルシェ911ターボと同じ”電制VGS”つまり可変タービンジオメトリを採用するなど、そのハイテクっぷりを発揮(ディーゼルではさほど珍しくはないけれど)。
トランスミッションはマニュアル(6速)、オートマティック両方がラインアップされています。

そのほかアルミ製プロペラシャフト、電制リアデフ採用など、まさに「ピックアップトラックにおける新しいスタンダード」を打ち立てたクルマだと言えるのかもしれません。

そのほかパーキングセンサー、キーレスはもちろん、ウェルカムホームライト、オートライト、デュアルゾーンオートエアコン装備など、完全にピックップトラックの範疇を超えて「乗用車」しかも「プレミアムクラスの乗用車」なみの装備を持つようですね。

2020-isuzu-d-max (3)

新型D-MAXのボディサイズは全長5,265ミリ、全幅1,870ミリ、全高1,790ミリ、とかなりビッグ。
最小回転半径は6.1メートルなので、日本ではちょっと持て余すかもしれませんね。

新型D-MAXのラインアップはこうなっている

新型D-MAXのラインアップはこんな感じ。
まずはベーシックな「CAB4」。

2020-isuzu-d-max (7)

「SUPERCAB」。

2020-isuzu-d-max (6)

「HI-LANDER」。

2020-isuzu-d-max (5)

「V-CROSS 4x4」。

2020-isuzu-d-max (4)

ピックアップトラックは日本では馴染みがなく、しかし一部では少なからず需要があるようで、ときどき各社がピックアップを発売すると、三菱トライトン、トヨタ・ハイラックスのように人気が出ることも。
ピックアップトラックは「カスタムとセット」でないと市場が盛り上がらないかもしれませんが、新しい潮流として日本でも受け入れられ、そしてもっと車種が増えるといいなあ、と思います。

VIA:ISUZU

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