| 80スープラ風GRスープラは意外としっくり来てた |

さて、バーチャルからリアルになってしまう傾向のある「もしも」系カスタム。
これまで数え切れないほどの「もしも」系レンダリングが公開されていますが、その内容は「もしも」こんな車があったらというものとなっています。
もちろん「実現しそうもない」クルマをレンダリングとして公開しているわけなので、それを作成した本人も「実現しないのは百も承知」。
ただ、年々過激化する実車のカスタムシーンにおいて、この「もしも系レンダリング」は非常に魅力的なモチーフとして映ると見え、いくつかのチューナーがレンダリングアーティストと共同にてプロジェクトをスタートさせる例も。
つまり、ここにバーチャルとリアルとが交差するという状況が生まれたということになりますが、自身の考えたバーチャル作品が「リアルに」なったアーティストの一人がKhyzyl Saleem氏。※SEMAにて、同氏の考えたマスタングGTが展示される予定
なお、上の画像は「80スープラ風A90スープラ」。
こういった「絶対にない」だろうというレンダリングがKhyzyl Saleem氏の作風ですが、ここでほかにどういった作品があるのかを見てみましょう。
現在、そして過去、未来が交錯するレンダリング
まずこちらは「未来の911」。
映画「アイ,ロボット」に登場したアウディRSQ風のデザインを持っています。
未来風の車というとこんな感じで(このレンダリングに関わらず)タイヤカバーが装着されているものが多く、しかし「どうやって曲がるんだろうな」といつも疑問に思います。

フェンダー類がごっそりなくなったホンダS2000。

竹ヤリ、出っ歯と超オーバーフェンダーなランボルギーニ・ミウラ。

サイバーパンクなランチア・ストラトス。
攻殻機動隊をイメージしたようですね。

こちらも未来派なランボルギーニ・ウラカン。

未来の警視庁が採用するパトカー。

オーバーフェンダー、エアロパーツを装着したマツダRX-7。
テールランプ内部、リアディフューザー形状などが「イマ風」ですね。
テールパイプはレクサスLFA風の「3本出し」。

こちらはグラフィティ風のボディペイントを持つマツダRX-7。
Khyzyl Saleem氏の作品には多数のRX-7が登場し、その傾向を見るにRX-7に対して強い興味を持っているようです。
日本の仮ナンバーを装着済み。

よりFT-1っぽく、そして80スープラ風のリアウイングを装着したスープラ。
アグレッシブなエアロパーツが装着されています。

そしてかなり日本を意識しているのも同氏の特徴。
R34スカイラインGT-Rにパガーニ・ウアイラ風のテールパイプ、そして発光(パルスのようなものを発している?)するホイールを装着済み。

トヨタ2000GTにオーバーフェンダー+エアロパーツ、そしてマルティニカラー。

ゴッツいオーバーフェンダーを装着したRX-7。

ドリフターっぽい日産フェアレディZ。
ヘッドライトから何かが出ている、というのも好んで採用されるモチーフですね。

VIA:Khyzal Saleem