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ブラバムがレース参戦用「BT62コンペティション」発表。ブラバム直伝サポートつきで標準モデルよりも「5000万円安い、1億円」で販売開始

投稿日:2019/11/01 更新日:

| なにか間違ってるんじゃないかと疑うほどに価格が安い |

ブラバムが「BT62コンペティション」のスペックそして価格を公開。
実車は11月9日~10日にブランズハッチにて行われる耐久レースにてデビューするとのことで、その価格は750,000ポンド(邦貨換算で約1億535万円)。

ブラバムBT62はまず「サーキット走行専用」として70台のみが限定販売され、その価格は1億5000万円。
このBT62は「レギュレーションに縛られないサーキット走行専用モデル 」で、公式なレースには出場できないクルマ。
その後にブラバムはBT62のパッケージオプションとして「公道対応キット(下の画像が公道走行仕様にコンバートされたもの)」を発表していますが、こちらはコンバージョン費用としてさらに2100万円が必要となります。

ブラバムがサーキット専用スーパースポーツ「BT62」の公道コンバージョンキット(2100万円)を発売、と公表。公道最速スーパーカーの誕生か

BT62コンペティションは「公式レース」に出場可能

そして今回のBT62コンペティションは公的なレースに出場することを考えた「レース(競技)仕様」ということになり、しかし価格が大幅に安く設定されているのは一つの魅力(ここまで安くなるのは驚異的)。

ブラバムは以前、「ブラバムをハイパフォーマンスカーメーカーにしたい」と語っており、そのための資金獲得方法が「レースである」ともコメントしています。
つまりカスタマーカーを販売し、その利益でロードカーを製造するということだと思われ、今回のBT62コンペティションは「そのための手段」ということになりそうですね。※このBT62コンペティションが「限定70台」に含まれるのかどうかはわからない

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ブラバムBT62コンペティションのパッセンジャーセルはクロモリ製のロールケージで囲まれ、カーボン製ブレーキディスク、センターロックホイール、エアジャッキ、モータースポーツ仕様のABSやメーター、クイックリリース式ステアリングホイール など、公的な競技に対応した専用装備が盛り込まれます(助手席はオプション)。
加えて、レース参戦にあたってはブラバムが「万全の体制でサポートする」ということも発表済み。

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エンジンは5.4リッターV8で710PSを絞り出し(エンジンそのものはフォード製)、優れたエアロダイナミクスを持つボディは1200kgものダウンフォースを発生しますが、これらの数字は「BT62(レギュレーションに縛られないサーキット走行専用モデル)」「BT62(ロードカー)」「BT62コンペティション(公式レースに出場できるレーシングカー)」の3つですべて同じ数字。
つまりサーキット仕様であろうがロードカーであろうが、パワーとダウンフォースは変わらず、変わるのは保安部品や快適装備、そしてそれらを取り付けるための重量、もしくは特定レースのカテゴリに対応するための装備の有無ということになりそうですね。

なお、ブラバムBT62コンペティションは「GT3」カテゴリのホモロゲーションを取得することができず、現在公的に出走できるのはル・マン(実際に2021年のル・マンに出場)、そして招待クラスのみだそう。

ブラバムBT62はこんなクルマ

ブラバムBT62は今年6月の時点では「3台のプロトタイプ」のみしか存在せず、そしておそらくまだ納車がはじまっていないと思われるものの、それでもメディアに貸し出された個体は破格の性能を発揮。
一部サーキットでは「フォーミュラカーよりも速い」タイムを出したことも報じられています。


ブラバムBT62を発売したのは正式には「ブラバム・オートモーティブ」といい、これはF1コンストラクターとして1992年まで活動していた「ブラバム」が母体。
そしてブラバムの設立者であるサー・ジャック・ブラバムの息子たち(三人)が設立したのがブラバム・オートモーティブ」。

サー・ジャック・ブラバムはドライバーズタイトルを4回も獲得した経験を持つ(1966年/1967年/1981年/1983年)優れたレーシングドライバーであっただけではなく、同時に優れたレーシングカー設計開発者としても知られ、実際に「自身の設立したチームのマシンに乗ってチャンピオンを獲得した経験がある、唯一のF1ドライバー」。

そしてサー・ジャック・ブラバムは「常に顧客の立場にある」を信条としていたといいますが、今回ブラバムがカスタマーカーを提供し、そのサポートを行うということについても、設立者の精神を受け継ぎ”顧客とともに”ということなのかもしれませんね。

実際にレースに出るものとしては、「ブラバムの息子たちのサポートを受けることが出来る」というのはこの上ない安心感と誇りに繋がるのは間違いない、と思います。

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