ランボルギーニがグッドウッドにて、自社のカスタムプログラム「アド・ペルソナム」で作成されたスペシャルバージョンのアヴェンタドールSを展示する、とのこと。
アヴェンタドールSは「アヴェンタドール」の後継に当たりますが、出力が+40馬力向上し、内外装がリフレッシュされ(とくに内装ではインフォテイメントシステムが充実)、後輪操舵を装備するなど大きく進化を遂げたモデル。
このモデルはワンオフとなり、ボディカラーはマット仕上げのGrigio Acheso、そして同じくマット仕上げのオレンジがアクセントとして付与されています。
このオレンジはアヴェンタドールSのボディラインを強調するかのように配され、そのシャープなデザインが際立っているようですね(ラインの太さに強弱があるのがナイス)。
さらには「エクステリア・カーボンファイバー・パッケージ」を装着しており、フロントスプリッター、サイドステップ、リアディフューザーなどがヴィジブルカーボンに。
ホイールはグロスブラック、ブレーキキャリパーはオレンジ。
これは「ムルシエラゴLP650-4ロードスター」を連想させるカラーリングですね。
インテリアはブラック(Nero Ade)のアルカンターラにオレンジ(Arancio Leonis)のステッチが施され、フォージドコンポジット製のプレート(Opera Unicaと記されている)が装着されます。
このプレートはランボルギーニ50週年記念モデルから採用されたものですが、これまで限定モデルに装着されていたリアクォーターウインドウからフロントの三角窓付近に移動し、形状も四角から六角形(ヘキサゴン)に。
なお「オペラ」は「作品」「仕事」という意味があり、「ユニカ」は「1」という意味なので、「オンリーワンのモデル(要はワンオフ)」ということを意味するものと思われます。
加えてチェンテナリオ・クーペについてもグッドウッドで公開するとしており、チェンテナリオはクーペ20台、ロードスター20台が限定で製造される希少な車。
これまでは限られたイベントのみでの公開でしたが、今回公に向け展示されることに。
さらには「市販車におけるニュルブルクリンク最速」タイムを誇るウラカン・ペルフォルマンテも一般デビュー。
こちらは実際にグッドウッドで走行するようですね。