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このこだわりとFJ愛はハンパない。最新パーツと技術を用いてレストアされたランドクルーザーが公開

2017/11/01

= あのFJカンパニーが最新の「レストア&カスタム」されたランドクルーザーを公開 =

トヨタ・ランドクルーザーのカスタム&レストアを行わせると右に出る者はいない、マイアミの「FJ COMPANY(FJカンパニー)」がSEMAに新しい作品を展示。
今回は「シグニチャー・エディション(Signature edition)と題された1981年製のFJ43をベースにしたカスタムカーとなっています。

見た目はレトロ、細部は最新

パっと見た感じでは完全に「レトロ」。
とくに最新パーツが使用されたという印象は無く、オリジナルに忠実なレストア/カスタムのように見えますね。

ボディカラーは「デューン・ベージュ」。

40シリーズのフロントバンパーとWarn製8274ウインチを搭載。

ドアミラーは標準に比べてサイズを大きくするなど、細かい心遣いも。
バケットシートが装着されており、これはFJカンパニーが好んで用いる手法です。

ステーはアルミ削りだしで、サークル状の凹凸を設けるなど、デザインにも配慮しているようですね。

バンパーにはLEDランプを内蔵。
目立たないようにインストールされています。

給油キャップはアルミ製削りだし。
ただし表面は耐久性やデザイン的整合性を考えてか、梨地仕上げのマットグレー。

内装はより一層現代風だ

内装はタンレザーを使用し、シックかつ上品な印象へ。

ドア内張りもレザーに変更。
スピーカーはフォーカル製です。

ドアハンドルもアルミ削りだし。
ドアミラーステー、フューエルフィラーキャップと同様のデザインテイストを持ち、同じ仕上げを持っていることがわかりますが、こういった細かいパーツを見てもFJカンパニーの高い技術力やデザイン力、なにより情熱と愛情を感じさせられます。

全体的に見てもやはレトロな印象を残していますが・・・

センターコンソールにはipadをビルトイン。

シフトレバー、トランスファー切り替えレバーもやはりアルミ削りだし+梨地グレー仕上げ。
そして他のCNCパーツ同様、「丸」モチーフを用いており、ノブ部もデザインが統一された仕上がりに(とんでもないこだわりを感じる)。

トップはクラシカルなキャンバスをそのまま採用。
工具や、工具入れに至るまで配慮されていることがわかります。
レストア費用は700万円程度から、と安くは無いものの、それだけの金額に見合った(もしくはそれ以上の)仕事をしてくれるようですね。

エンジンルームにはカーボン製のカバー。

エンジンそのものはフューエルインジェクション式へと置き換えられ、サスペンションもリーフスプリング式を継承しつつダンパーを最新のものへと入れ替るなど、日常的に”乗れる”仕様となっています。

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